横浜流星が新境地を魅せる主演映画「ヴィレッジ」の公開日と場面写真が解禁

2023/01/28 11:00 配信

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映画「ヴィレッジ」あらすじ


美しいかやぶき屋根が並ぶ山あいの霞門村。その上にそびえる山々の間からのぞくのは、のどかな景観におよそ似つかわしくないゴミ処理施設である。そこで働く作業員の片山優(横浜流星)は、かつて父親がこの村で起こした事件の汚名を背負い、村中から蔑まれ絶望の中を生きてきた。

霞門村の村長である父・修作(古田新太)の権力を傘にやりたい放題の透(一ノ瀬ワタル)に目の敵にされ、わずかな給料は母親の君枝(西田尚美)がギャンブルで作った多額の借金の返済に消えていく。

村人たちから向けられる視線は冷たく、存在そのものを否定されているかのように生きるしかない孤独に耐える毎日を送っていたある日、上京していた幼馴染の美咲(黒木華)が帰ってくる。

久しぶりの再会を懐かしむ美咲にも優は心を閉ざしたまま、「なんで帰ってきたの?」と責めるように問いかけた。血縁や慣習に縛られた村を逃れて上京したはずの美咲だったが、都会での生活に敗れ傷つき、戻る場所は生まれ育ったこの村しかなかったのだった。

優と同じくゴミ処理施設で働きはじめた美咲は、事あるごとに優を気にかけ、絶望の中にいる優に優しく手を差し伸べる。<ムラ>というこの世界から否定され続けてきた優にとって、美咲はたった一人の理解者であり、彼にとって残された一筋の光となり、お互いに傷を抱えた優と美咲は、心の穴を埋め合うかのように、いつしか惹かれ合っていく。