【ひよっこ通信(12)】みね子様、“跳ねっ返り娘”に苦戦する

2017/06/19 07:00 配信

ドラマ

第67回/6月19日(月)放送


徐々にすずふり亭での仕事も慣れてきたみね子(有村架純)(C)NHK


すずふり亭の仕事にも慣れてきたみね子は、出前に行った帰り、実(沢村一樹)が目撃された道へ足を運ぶことに。そこに通りかかったあかね荘の住人・島谷(竹内涼真)は、みね子がじっと往来を見つめているのを不思議に思い、足を止める。

店に戻ってきたみね子は、秀俊(磯村勇斗)がまかないを作っているのを見て「一生懸命働いている人を見るのが好きだ」と感じ、なぜコックになったのかを尋ねてみる。

第68回/6月20日(火)放送


あかね荘の共同炊事場で一緒に料理を作ることになったみね子ら(C)NHK


休日の夕方。みね子が店の客からもらったラーメンを持って共同炊事場に行くと、早苗(シシド・カフカ)がお米を研いでいた。そこへ、コーヒーを持って島谷が現れる。少しでも豪華な夕食にしようと、分け合うことを思いついたみね子たち。漫画家志望の啓輔(岡山天音)も加わって楽しく調理を始める。

一緒に食事しながら啓輔が語り始めたのは「漫画家になりたい」という熱い思いだった。それを聞いたみね子は…。

第69回/6月21日(水)放送


啓輔(岡山天音)と祐二(浅香航大)が描いた漫画を読まされるみね子(C)NHK


啓輔のもとに、突然、故郷の富山に帰ったきり音信不通になっていた相方・祐二(浅香航大)が帰って来る。「無事に戻って良かった」とみね子は思うが、早苗は「2人がそろっても売れない状況は何も変わらない」と冷たく言い放つ。

祐二が長い間戻って来られなかった理由を語り始め、島谷も興味津々で耳を傾ける。ところが、その理由を聞いたみね子は、心底がっかりしてしまう。

第70回/6月22日(木)放送


省吾(佐々木蔵之介)に内緒のお届け物を頼まれるみね子(C)NHK


みね子は、啓輔と祐二に「みね子様」とあがめられるようになり、困っていた。漫画を読んだときの愛想笑いを「ウケた!」と勘違いされたらしい。「本当は面白いと思っていないのに…」と悩んでいると、島谷にあるアドバイスをされる。

ある日の休憩時間、省吾(佐々木蔵之介)に届け物を頼まれたみね子は、省吾の娘・由香(島崎遥香)に会うため、近くの喫茶店に向かうのだが…。

第71回/6月23日(金)放送


喫茶店で再び会うみね子と由香(島崎遥香)(C)NHK


省吾に続いて鈴子(宮本信子)にも、内緒で由香への届け物を頼まれたみね子。「今度こそ喫茶代を払わない」と意気込んで行くが、由香の失礼な態度でまたもや嫌な気分に。誰にも言えず落ち込んでいると、秀俊から意外なことを聞かされる。

その夜、仕事終わりに省吾から誘われて連れて行かれたのは、邦子(白石美帆)が切り盛りするバー「月時計」だった。

第72回/6月24日(土)放送


みね子は省吾に連れられて、邦子(白石美帆)が切り盛りする バー「月時計」を訪れる(C)NHK


みね子は省吾に連れられ、邦子が切り盛りするバー「月時計」を訪れていた。省吾は娘・由香がなぜわがまま放題になってしまったのか、ゆっくりとこれまでのいきさつを語る。一方、鈴子も由香やその母親のことを思い出していた。

そして、すずふり亭の裏にやってきた柏木(三宅裕司)に、普段は口にしない心の内を語り始める。

ひよっこ記者の裏ネタ


第12週は、全国2000万人(?)のぱるるファンも待望のぱるるin朝ドラの週だっぺ。役どころは、ほぼ当て書きだというわがまま放題な“跳ねっ返り娘”。

【写真を見る】ぱるるの“跳ねっ返り娘”っぷりに全米が泣きそう?(C)NHK


代名詞のように使われる「塩対応」を進化させたようなキャラクターってことで、もう慣れたもんかなと思いきや、ぱるるは「オーディションの時には猫を被っていたつもりだったのに、岡田(惠和)さんに見抜かれたのかな?(笑) こんなイメージを持たれているんだと思って、ちょっとショックでした(笑)」とちょっぴりセンチなんだと。

おまけに「由香は自分で演じていても、『何なんだこの子は』って思います(笑)。いい子なのか、悪い子なのか、分かんないなあっていうような、つかみどころがないような感じですね」とまで自分で言っちゃってたら、世話ねえべな。

ところがどっこい「ちゃんと心からの言葉を発信する日がやってくるのか、私も楽しみにしています」と、希望も見いだしているんだってさ。

こちらとしては、むしろぱるるの“心からの言葉”の方も一度聞いてみたいような…。

って、こいつはしんづれぇしました~!

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