<大病院占拠>劇中配信の「百鬼夜行ちゃんねる」さながらのスリルで視聴者を夢中に

2023/02/22 15:08 配信

ドラマ レビュー

「大病院占拠」第6話より(C)日テレ

櫻井翔が主演を務める土曜ドラマ「大病院占拠」(毎週土曜夜10:00-10:54、日本テレビ系)の第6話が2月18日に放送され、顔の表情が見えるようになった鬼たちの計画が少しずつ明かされ始めている。しかし、警察と鬼との交渉は難航しており、武蔵(櫻井)はさらなる危険なワナに巻き込まれた。 (以下、ネタバレが含まれます)

占拠前に集まる鬼たちの素顔


同作は、全編完全オリジナルの“タイムリミット・バトル・サスペンス”。日本が誇る神奈川県内の総合病院「界星堂病院」が、突如、鬼の面をかぶった武装集団「百鬼夜行」によって占拠され、巻き込まれた一人の捜査官・武蔵三郎(櫻井)が人質を救うため犯人に立ち向かっていくストーリー。

武蔵の妻で人質となってしまう心臓外科医の裕子を比嘉愛未が、武蔵と共に武装集団に対峙する神奈川県警本部長・備前武を渡部篤郎が、現場で指揮をとる管理官の和泉さくらをソニンが演じる。

第6話は、鬼たちが病院占拠を実行する一カ月前に集結したシーンから始まった。まだ鬼の面も持っていない彼らを青鬼(菊池風磨)が仕切り、「私たちはこれから鬼になります」と宣言。しかし、鬼たちはすぐに協力し合うわけではなく、それぞれの事情に理解を示しながらも心を開き合ったりする親密さはまだ見受けられなかった。

武蔵が播磨院長の罪を突き止める


時は戻り、界星堂病院ではイナバウアーチャンネルと百鬼夜行ちゃんねるがコラボ配信を行った。因幡(明日海りお)が青鬼に決死のインタビューを敢行し、「まず最初にどうして鬼の面を被っているのですか」、「あなたは何者なんですか」、「あなたたちはいったいどういう関係なのですか」と質問攻め。青鬼は「彼らは強いて言えば同志でしょうか」と答えるなど、緊迫の時間が流れていった。

一方、ホテルオシマに潜入中の武蔵は、院長・播磨(津田寛治)の罪を暴くために真相解明を急いだ。1年前、播磨がホテルから自動車事故で亡くなった3人と思われる大きな荷物を運び出す様子が映し出されていたが、ホテル内の映像はすべて消去されており、協力者を得ながら大きな秘密を隠していることは明白だった。「これが院長の罪だ」と青鬼に主張する武蔵だったが、青鬼は高らかに笑うのみ。「では院長、あなたを解放します」と播磨を解放し、ここからさらに鬼たちの策略の謎は深まっていく。

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