2023/03/09 05:00 配信
井上真央が主演を務める金曜ドラマ「100万回 言えばよかった」(毎週金曜夜10:00-10:54※第9話は「2023 WORLD BASEBALL CLASSIC」の影響により放送時間変更の可能性あり、TBS系)の第9話が、3月10日(金)に放送される。同作は、連続テレビ小説「おかえりモネ」(NHK総合)などを手掛けた脚本家・安達奈緒子氏による、“切なくて温かい”ファンタジーラブストーリー。数奇な運命に翻弄(ほんろう)されながらも奇跡を起こそうとする3人の姿を完全オリジナルで描く。
同ドラマには、主人公・相馬悠依(井上)にプロポーズしようと心に決めた矢先、不可解な事件に巻き込まれて幽霊になった男・鳥野直木を演じる佐藤健や、そんな二人の運命に寄り添わざるをえない刑事・魚住譲を演じる松山ケンイチも出演。
また、悠依を助けたことで知り合った医師・宋夏英(ソン・ハヨン)をシム・ウンギョンが演じる他、板倉俊之、香里奈、平岩紙、春風亭昇太、荒川良々ら個性豊かな面々がストーリーを盛り上げる。(以下、ネタバレを含みます)
3月3日に放送された第8話では、幽霊の弥生(菊地凛子)が“思い残し”を解消し成仏した一方で、事件に関するさまざまな断片が明らかになった。
莉桜が身をていして逃がした少女の保護がきっかけで、千代(神野三鈴)は事情聴取に応じる。しかし、現状上がっているのは少女の証言のみ。売春斡旋の証拠はないため、逮捕できないことに譲はもどかしさを感じていた。
その後、車の中で希也(永島敬三)の遺体と、意識不明の莉桜(香里奈)が発見される。車内には、直木の殺害に使われたと推定される凶器や、殺害を想起させるメモなどがあり、涼香(近藤千尋)と直木の殺害は、希也による犯行として書類送検されることに。しかし、直木は「この事件に武藤千代が関わってないはずがない」と強く訴える。
そんな中、ピンチの時に何もできず落ち込んでいた直木に、悠依が「消えてもいいよ」と告げる一幕も。これまで一貫して「そばにいて欲しい」と主張してきた悠依が、初めて“成仏する瞬間”に立ち会ったことで、心境に変化があったようだ。互いが幸せになる方法は何か、悩みながらも深く思い合う二人のキスは、切なくも美しかった。
ドラマの終盤では、英介(荒川)と希也に接点があったことが発覚。悠依は、そんな英介に誘われ、里親だった勝(昇太)の家に訪れていた。次回、第9話では直木を殺害した可能性の高い英介が、過去の出来事を語る。
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