「教場」シリーズはこれまで一ファンとして放送を拝見していたので出演できると伺った時はとてもうれしかったです。私が演じる幸葉はつかみどころのない愉快な人物であり、これまでの私自身の引き出しにはなかったような役柄なので、その場で感じる素直な感覚に従ってお芝居をして、中江監督とお話ししながら役を膨らませています。そして、初めてご一緒させていただく木村拓哉さんは、身のこなし方や現場での在り方を見せてくださる座長であり、お芝居への取り組み方をしっかりと学ばせていただいております。警察事務の彼女が作品の中でどう関わっていくのかも毎週お楽しみいただけると幸いです。
出演のお話を頂いた時は、ドッキリかなと思って “またまた(笑)”って思いながら聞いていたんですけど、詳しく話を聞いて台本をもらった時、“え、ほんまに?”って聞いたのを覚えています。木村さんとはJr.時代もデビューしてからもお話ししたことがなく、ごあいさつさせて頂いた時は緊張しました。僕が演じる谷本は明るい性格で、後輩や同期からは、いい意味でなめられやすく、まわりから愛されるキャラクターです。尾山役の結木くんとは、“このシーンはああしよう、こうしよう”と話し合ったり、現場で一番話す存在で仲良くさせてもらっています。風間指導官の前での僕は、リアルな緊張をしている表情、シーンがあります(笑)。その緊張感がリアリティーを出して、いいシーンが撮れていると思います。ドラマを見ながら僕たちと一緒に事件の謎を解いてみるのも楽しいと思いますので、楽しみにしていてください!
「教場」シリーズは元々見ていた作品だったので、今回出演が決まった時は素直にうれしかったです。僕が演じる尾山はお金持ちのボンボンでファッション的にもいい意味で刑事っぽくなく、服装からお金持ちのオーラが出ていると思うので服装にも注目していただきたいです。尾山は谷本と常に行動していて、作品の内容的に真面目なシーンが多い中で僕ら2人が出ている時はくすっと笑える瞬間もあると思います。そういった真逆のアクセントとして谷本役の濱田くんと台本に書かれていない部分で何ができるか試行錯誤しています。木村さんとは今回初めてご一緒させていただくのですが、一日一日を無駄にしないように現場での立ち振る舞いなど、役者として盗めるところは一つでも多く盗んでいきたいと思ってます。座長の木村さんと一丸となって素晴らしい作品になるよう頑張っていきます。ぜひご覧ください。
※濱田崇裕の濱は旧字体が正式表記
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