本田大輔が、2024年放送スタートの大河ドラマ「光る君へ」(NHK総合ほか)に出演することが発表された。吉高由里子主演、大石静が脚本を務める同ドラマは、紫式部を主人公に、変わりゆく世を自らの才能と努力で生き抜いた女性の愛の物語。千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を書きあげた女性の秘めた情熱と想像力、ひとりの男性への思いが描かれる。
本田は、“一条朝の四納言”源俊賢を演じる。妹は道長(柄本佑)の妻・明子(瀧内公美)。父の高明を政変後に失うも、持ち前のバランス感覚で地道に出世する。当初は道隆(井浦新)に仕えていたが、道長に権力が移るのを冷静に見定め、頭角を現していく、という役どころだ。
――演じる人物の印象と意気込みをお聞かせください。
一条帝四納言の一人、源俊賢役を務めさせていただきます。人物を調べてみると、処世術、才知に長けていて、バランス感覚に優れ、冷静かつ切れ者。誠実な部分もあり、ミステリアスな部分もあり、僕なりの解釈は、「ででで?本当はどうなの?」です。今はただ、ワクワクしております。正直に心が動くように精一杯努めさせていただきます。楽しく弾んで挑みたいと思います。
――大河ドラマ出演歴や思い出などを教えてください。
「龍馬伝」(2010年)で土佐勤王党の望月清平役を演じさせていただいた時に、それはそれは部活みたいで、若いときは“愚直な熱量”をテーマに、湧き上がるギラギラした感じを出したくて、目を血走らせるために寝なかったり、空腹で撮影に挑んだり、衣裳もメイクもコンスターチで汚しまくって、とにかく無我夢中で撮影に挑んでいたという思い出があります。終わった時は卒業みたいに胸にくるものがありました。
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