山本耕史「リアリティをもって演技ができました」鈴木福らと『藤子・F・不二雄SF短編ドラマ』に出演

2023/03/29 15:06 配信

ドラマ

「おれ、夕子」鈴木夕子役・田牧そらコメント


藤子・F・不二雄先生の作品に携わることができること、そして山戸監督とご一緒できるということを聞いてすごくうれしかったです。私が演じた夕子はとても優しい女の子です。夕子のセリフは、重みがあって、口にするのが苦しい瞬間もありました。ですが、衣装合わせや本読み、撮影の際に、監督やスタッフ、共演者の方々と一緒に、細かいところまでこだわって作り上げるのが本当に楽しかったです。「おれ、夕子」は少し切なく、でもとても温かい作品だと思います。この作品が少しでも多くの人の心に残ったらうれしいです。

田牧そら※提供写真


「おれ、夕子」苅野勉吉役・柴崎楓雅コメント


僕の演じた勉吉は、今まで挑戦したことのないキャラクターだったので、そんな自分に戸惑いながらも、原作に少しでも近づけられたらと、全力で楽しみながら撮影を終えました。幼少期よりアニメや漫画で慣れ親しんだ藤子・F・不二雄先生の作品の仲間のひとりになれたこと、すごくうれしく思います。「おれ、夕子」は、家族・友人それぞれの愛情がたくさん詰まったお話です。ぜひ多くの方に受け取っていただけたらうれしいです。

青木柚※提供写真


「おれ、夕子」夕子の父役・山本耕史コメント


原作は、子どもを失って人の道理を外れたことまでしてしまう父親の悲しみと愛情の切ないストーリーですね。明るい作品のイメージの強い藤子作品の中では、重たいけれど愛のある作品です。16歳の田牧さんは自分の娘でもおかしくない年齢なので、リアリティをもって演技ができました。

今回原作に寄せたヘアメイクをしてみましたが、漫画から読み取れる空気感を大切にしつつ、決して
マンガチックにはなりすぎない重厚なドラマになっていると思います。各々の立場によって何を感じるかが変わる作品だと思いますが、愛と悲しさとちょっと未来も感じていただければと思います。