山本耕史「リアリティをもって演技ができました」鈴木福らと『藤子・F・不二雄SF短編ドラマ』に出演
「親子とりかえばや」相良鉄男役・吹越満コメント
親子が入れ替わるという楽しいファンタジーですがちょっと怖い話でもありますね。自分自身の19歳くらいのことを思い出しつつ演じればよかったので、当時の“テキトー感”を出すのはやりやすかったです。父親を演じなくてはならなかった青木君のほうが大変だったと思います。若い人と一緒に仕事をするといつも羨ましいと思いますが、いざもう一回若者をやり直したいかというと躊躇(ちゅうちょ)しそうです。今回はカラオケで、普段は歌わない若い世代の歌を歌ったのですが、ものすごく聴き込んで練習しました。そのシーンはぜひ注目していただきたいです。
「親子とりかえばや」相良甚六役・青木柚コメント
遊び心に溢れた藤子・F・不二雄先生の描く世界。独創的かつ普遍的で、いつの時代にも通じるような人情が詰まっている短編集に携わることができ、光栄に思います。自分が演じた甚六と同じように、身
体の入れ替わりに戸惑いながらも、もどかしくて愛らしい親子の距離感を大事に撮影しました。現実離れしている展開でも、不思議といろいろな世代の方が思いを重ねられるような、ユニークでじんわりあたたかい作品です。ぜひご覧ください。
「親子とりかえばや」亀田佐吉役・望月歩コメント
父親の部下の亀田佐吉を演じさせていただきました。子どもの頃から触れてきた藤子・F・不二雄先生の世界に携わらせてもらえることが幸せでした。この短編の原作は初めて見たのですが、もし自分に同じことが起きたら、きっと「今を大事にしよう」と思うんだろうなと想像しながら、自分の役を大切に演じました。親子の関係性が魅力的な作品ですので、ご家族で見ていただけるとうれしいです。