俳優の横浜流星が3月30日、都内にて開催された映画「ヴィレッジ」完成披露イベントに、黒木華、一ノ瀬ワタル、奥平大兼、作間龍斗(HiHi Jets)、古田新太、藤井道人監督と共に出席。黒木が、横浜の印象を「集中力がすごかった」「糸をちゃんと自分でピンと張っていられる方」と表現する場面があった。
本作は、「村」という閉ざされた世界を舞台に、そこで生きる人々のリアルな姿を描き、現代日本が抱える闇をあぶり出す異色のサスペンス・エンターテインメント。主人公の優を演じる横浜が、どこにも居場所を見つけられずに生きてきた青年がダークサイドに転じる姿をリアルに体現する。
これまでも藤井監督の手掛ける作品に多く出演してきた横浜は、「(藤井監督)とは7年の付き合いで、公私共にお世話になっているんですけど、藤井組の長編映画では初主演だった」と告白。続けて「もちろん毎回全力で魂を込めてやっていますけど、より一層気合が入って今回は参加していました」と撮影を振り返った。
藤井監督は「スターサンズっていう僕を育ててくれた映画会社で流星が主演ということで、責任がすごくあって押しつぶされそうになった」と吐露。
さらに「本作りの段階から流星に励ましてもらいながら脚本を書いて、映画を撮ることができたので、一段落という一安心みたいなところがあります」と横浜との関係を深さを示した。
横浜と初共演した黒木は、横浜について「集中力がすごかった」と回顧。「ずっと糸をちゃんと自分でピンと張っていられる方でした」と表現した。
イベントの終盤には、4月が近いことから新社会人に向けてキャスト陣がコメントを求められる一幕も。横浜は「僕は常日頃から思っているんですけど、人生一度切りだし明日死ぬかもしれないので、後悔ないように過ごしたいなと思っています。皆さんも後悔ないように、やりたいことがあったらやる、やりたくなかったらやらない。後悔のないように過ごしてほしいなと思います」とエールを送った。
映画「ヴィレッジ」は、4月21日(金)より全国公開。
◆取材・文=山田健史
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