木村拓哉「みんなが全身全霊で姿勢を正して現場に来てる」赤楚衛二らは木村にプライベートの質問を<風間公親-教場0->

2023/04/04 16:50 配信

ドラマ 会見

「風間公親-教場0-」完成披露舞台挨拶に出演する木村拓哉※ザテレビジョン撮影

4月10日(月)にスタートする木村拓哉主演ドラマ「風間公親-教場0-」(毎週月曜夜9:00-9:54、フジテレビ系※初回は夜9:00-10:24)の完成披露舞台あいさつが4月3日に都内で行われ、主演の木村拓哉、共演の赤楚衛二新垣結衣北村匠海白石麻衣染谷将太が登壇した。

同ドラマは、「教場」「教場II」で風間が教官として警察学校に赴任する以前、新人刑事の教育に“刑事指導官”として当たっていた時代を描く。そこは“風間道場”と呼ばれ、キャリアの浅い若手刑事が突然、刑事指導官・風間公親とバディを組まされ、実際の殺人事件の捜査を通して刑事としてのスキルを学ばせる育成システムとなっている。

木村拓哉「作品自体の力がないと楽しんでもらえないんじゃないかな」


木村が「今回一緒に壇上に上がってくれている、すてきな共演者とスタッフと全員で力を合わせて、ワンカットワンカット積み重ねています。今日は今日で楽しんでいただき、4月10日の初回はまた放送を受け止めていただければと思います。よろしくお願いします」とあいさつし、完成披露舞台あいさつがスタート。

“月9”枠で連ドラ放送されると聞いた時の感想を、木村は「ないなと思いました(笑)。“月9”という言葉をフジテレビは言いたがるんですけど、今は何曜日の何時放送より、作品自体の力がないと見てくださる人たちには楽しんでもらえないんじゃないかなと個人的な意見があります。以前、スペシャルドラマを正月明けに放送した時、皆さんが新年を迎えて『今年も1年頑張ろう』としている中で、あんな作品を地上波で届けるという(笑)。非常にパンクな気持ちにさせてもらったんですが、その世界観を、登場人物がキラキラしているような作品(“月9”枠で放送されたドラマ)を放送する時間帯に『これやっていいんすか?』っていうのが正直な気持ちです」と思いを明かした。

木村拓哉「全て見ていただくと理解していただける流れになってます」


また、「教場」「教場II」以前の風間公親を描く同ドラマについて、撮影前に中江功監督と話をしたのか聞かれると、「そうですね。事前に話をしてから、撮影に入らせていただきました。連続ドラマという形が本当にできるのだろうかという思いがあったんですが、自分の不安要素だったりを中江監督に伝え、カウンセリングしてもらいました。この監督が『間違いなく面白いものができる』と言ってるのであれば『そうなんだろうな』と、リラックスして撮影初日をむかえられましたし、楽しみながら撮影をさせていただいています」と返答。

続けて、「ショッキングなシーンだったり風間公親というキャラクターが、不思議な圧迫感と緊張感を与えてしまうことが多々あると思いますが、全て見ていただくと『こういうことだったんだ』と、理解していただける流れになってます。その辺を中江監督がしっかり計算して作ってくださっているなと感じます」と話した。