1966年4月、みね子の妹・ちよ子(宮原和)が中学生になる。通学かばんをプレゼントしたみね子は、お礼の手紙をもらい、ますます仕事へのやりがいを感じていた。
そんなある日、警察を辞めて茨城に帰っていた綿引(竜星涼)が、突然すずふり亭を訪れる。実(沢村一樹)のことで何か分かったら教えてくれと同僚に頼んでおいたところ、新しい情報が入ったという。
鈴子(宮本信子)ら店の仲間たちが見守る中、みね子は実の身に起こった出来事を伝えられるのだが…。
その夜、美代子(木村佳乃)と話す電話を聞かれ、島谷(竹内涼真)らあかね荘の住人にも父の行方不明を知られてしまったみね子。
早苗(シシド・カフカ)は、むしろそれを今まで黙っていたことに怒り、みね子はなぜ打ち明けられなかったのか、初めて本音を漏らす。
一方、宗男(峯田和伸)はビートルズの来日公演が決まってウズウズしていた。日本中が盛り上がっている時に「自分は茨城にいていいのか?」と焦る。
宗男の熱い気持ちを知るみね子は、チケット獲得のために奔走することに。歯磨き粉のラベルで応募すると抽選でチケットが当たると知り、何箱も買い込んで応募する。
そして結果発表の日。仕事中も気になってソワソワするみね子は、鈴子に気遣われて少しの間だけすずふり亭を抜けることに。
アパートに郵便を見に行くと、島谷が何か郵便物を受け取ったところだった。
そこで「自分宛の郵便は来ていないか」と尋ねてみるのだが…。
みね子を取りまく“第3の男”などと表現されることもある、「すずふり亭」の見習いコック・秀俊を演じる磯村勇斗。
「仮面ライダーゴースト」(2015-16年、テレビ朝日系)でアラン/仮面ライダーネクロム役でレギュラー出演していたことから、本作では同じ特撮モノ出身の「獣電戦隊キョウリュウジャー」(2013-14年、テレビ朝日系)の竜星、「仮面ライダードライブ」(2014-15年、テレビ朝日系)の竹内と比較されがち。
役の上でも、みね子の恋のお相手となってもおかしくない立ち位置にいることもあり、現在は単なる先輩・後輩でも、やがて…という展開を期待している人も多いのではないだろうか。
そんな磯村は、秀俊の魅力について「とても真面目で料理熱心なところがすごくすてきだと思います。また、上下関係もしっかりしていて、それを理解した上で省吾さんの料理の腕を盗みたいと思っている。元治先輩(やついいちろう)はいじれる先輩だと判断して(笑)、そういう人間関係に気を使えるいい後輩ですよね」と評している。
果たして竜星&竹内が扮(ふん)する綿引、島谷、そしてこの秀俊。この中で恋にはとことんニブそうなみね子のハートを射止める人物は、現れるのか?
それともひょこっと新恋人候補が現れるのか、後半戦は「ひよっこ」恋のレースにも注目だっぺな!
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