7月6日(木)にスタートする、日本テレビ系新ドラマ「脳にスマホが埋められた!」。7月13日(木)放送の第2話に、相楽樹がゲスト出演することが明らかになった。
同ドラマは、鈴木おさむの企画を基にしたSFヒューマンドラマ。ある日突然、脳が“スマホ”のようになってしまったサラリーマン・折茂圭太(伊藤淳史)が、その能力によって社内外のトラブルに次々と巻き込まれていく姿を描く。
今回相楽が演じるのは、圭太が大阪の店舗に勤務していた頃の後輩で、アパレル会社「エグザルトン」の別ブランド「エグザルトン・オム」でプレスを務める相馬美羽。久々に再会した折茂に積極的にアプローチを仕掛けるが、実は他にもいろいろな男性をたぶらかしていて…という役どころだ。
伊藤と相楽は、連続テレビ小説「とと姉ちゃん」(2016年、NHK総合ほか)にて夫婦役を演じており、それ以来の共演となる。相楽は「朝ドラ(の撮影)後にもお会いはしていたので、再会という気持ちはあまりなかったんですが、伊藤さんがいる安心感で、リラックスして現場に入れたと思います」と、伊藤の存在に助けられたことを明かす。
伊藤は「ご縁やタイミングで立て続けに共演する方がいますが、相楽さんは数少ないそのうちの1人です。こんなに短いスパンで、またご一緒できるのはうれしいです」と、約1年ぶりの共演の感想を語った。
続けて「通常の撮影現場では、最初は緊張感を持って、相手の様子をうかがいながらですが、相楽さんとは、以前の作品で長い間現場が一緒だったので、そういう余計な気遣いはせず、すんなりとお芝居に集中できてすごくありがたかったです」と、気心の知れた相楽との芝居を楽しんだ様子だった。
今回の役柄について、相楽は「私が演じた相馬美羽はかなり小悪魔な部分もあるので、伊藤さん演じる折茂さんを転がしてみたり、甘えたり、ついこの間まで夫婦役だった2人でこの設定を真剣に演じているのが不思議な感覚でした。でも、振り切れてやれたのでとっても楽しかったです」と振り返る。
伊藤も「良い意味で前回(の役柄)を思い出させたりしない設定だったので、逆にやりやすかったですね。フラットな状態からこの作品におけるこの役柄を、お互いに演じることができたんじゃないかなと思います」と大きく異なる関係性であってもスムーズに演じられたことを明かした。
印象的なシーンを尋ねられた相楽は、「折茂さんから今は独身だと聞いた美羽が、わざとらしく『え、チャンス! あ、ごめんなさい。何でもないです』とあざとく言ってるシーンは、段取りの時からスタッフさんも笑っていました。現実では絶対言うことのないせりふなので、存分に楽しんでやりました」と明かした。
伊藤も「相馬美羽はキャラクターが強烈で、すごく自分にトラウマや負い目を感じながら生きてきた役。僕もお芝居をしていて、過去を背負っている感じは伝わりました。とても役柄としても魅力的でしたし、相楽さんだからこそできたんだと思います」と、イメージとは異なる相楽の熱演をアピールした。
圭太(伊藤淳史)の暮らすシェアハウスに、柳子(新川優愛)が入居してくる。柳子は「エグザルトン」の社長・黒部(岸谷五朗)に対する恨みを告白。「復讐(ふくしゅう)したい」とまで言い出す柳子は、圭太が滞納していた家賃を支払う代わりに、“脳内スマホ”を使って黒部の悪事を暴くための協力を依頼する。
そんな中、圭太はかつての後輩・美羽(相楽樹)と会社で再会。食事に誘われるなど、美羽の思わせぶりアプローチに困惑しつつも浮かれる圭太だったが、そこで美羽の思わぬ素顔を知ることに…。
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