――演じる人物の印象と、「どうする家康」出演にあたっての思いをお聞かせください。
時に暴走する秀吉をいさめ続け、兄の天下取りに貢献した弟ということで、責任重大だなと。作品の中で秀長の功績が常にクローズアップされる事は無くとも、この弟あっての…という兄弟間の呼吸を作れればと思います。古沢さんの作品に呼ばれて断る理由は僕にはございませんので、楽しみに現場に直行しました!
――過去の大河ドラマ出演で印象に残っていることはありますか?
スタッフの皆さんの、作品に対する熱量とこだわりが素晴らしく、セットひとつとっても細部まで丁寧に創り上げられているその姿にプロの仕事を感じ、日々感動していました。
――古沢良太さんの作品の印象はいかがですか。
ユーモアと驚きの中で、それぞれのキャラクターの人間臭さをしっかりと感じられる古沢さんの作品が大好きです。今回古沢さんが脚本を通して僕にどんな要求をして下さるのか、とても楽しみです。
――ここまでの「どうする家康」をご覧になった感想をお聞かせください。
家康陣営の、お互いの弱さも受け入れながら認め合ってゆく家族のような空気感に、毎回温かい気持ちにさせられています。それとはまた違った空気をまとった秀吉陣営とぶつかり合った時の展開が楽しみです。
――兄・秀吉役のムロツヨシさんとの共演についていかがですか?
ある日の撮影で、縁側で秀吉と秀長が並んで座って話をしているシーンがあったのですが、その映像をチェックしながら、ムロさんとどちらからともなく「この二人の背中、空気感、なんか良いね」と話していました。そんなデコボコ兄弟の掛け合いを是非楽しみにしていただきたいです。
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