バカリズムが原案と脚本を手掛けるショートショートドラマをオムニバスで構成する「ノンレムの窓 2023 夏」(夜10:00-10:54、日本テレビ系)が、7月8日(土)に放送。3つのドラマの主演を、小澤征悦、夏帆、瀬戸康史が務める。
今回が第4弾となる「ノンレムの窓」は、“夢と現実”“現実と非現実”その狭間を行き来する不思議なバカリズムワールドを、3つのショートストーリーで展開。バカリズムは“窓先案内人”としてドラマの幕間に登場し、斉藤由貴演じる“顔を一切見せない謎の女性”と不思議な掛け合いを繰り広げる。
第1話「夕暮れ時の葛藤」は、夕方にスーパーを訪れた男・野本を小澤が演じる。野本は、列ができている2つのレジのうち、短い列に並ぶことに。ところが、長い列ができていた隣のレジがサクサク進み、そっちの列に移るべきか葛藤し始める。そんな時、自分の後ろに並んでいた人が隣の列に移ったことでさらに葛藤は続く。バカリズムワールド全開の本作品は、「ブラッシュアップライフ」(2023年、日本テレビ系)の監督・水野格が演出を担当する。
第2話「推してもいいデスか?」は、「ブラッシュアップライフ」で主演・安藤サクラ演じる麻美の親友、夏希を演じた夏帆が出演。“推し活”にハマるOL・萌美を演じる。アイドルグループを推している萌美は、推しの脱退にショックを受けたことで、より身近なコンビニ店員を推し始める。しかし、その彼も突然コンビニを辞めてしまい絶望。そんな中、萌美はある新しい推しを見つける。
第3話「出世したくない君へ」は、意識高い系の男・田前を瀬戸が演じる。「意識高い系」の田前は、憧れの女性に「今どき意識高く出世しようとしている人はダサい」と言われたことで、意識を低くしようと「意識を低くするセミナー」に通い始める。張り切って時間前に行くと、時間前に来るのは意識の高い行動だと叱責される。
ほかキャストとして、「夕暮れ時の葛藤」に北香那、田村たがめ、「推してもいいデスか?」に金澤美穂、田村心、マギー、「出世したくない君へ」に瀧本美織、田中俊介、近藤頌利、八嶋智人が出演する。