<VIVANT>阿部寛、“名バディ”富栄ドラムは「全面的に信頼しています」 度肝を抜かれた二階堂ふみの行動も告白

2023/07/30 09:00 配信

ドラマ インタビュー

阿部寛演じる野崎は「得体が知れないところがある」


――第1話でパトカーの上を走り抜けるシーンは圧巻でした。実際の撮影現場はどうなっていたのでしょうか?

車の上を走るというのはさすがに初めての経験で、女優さんもやるので滑り確認のため、慎重に検証しといてやろうと思っていたら、二階堂さんがフロントガラスの上とかもかまわず乗っかって…「なんだこの女優!」と思いました(笑)。

二階堂さんは“先輩を待たせてはいけない”と急いだようですが、その時はヒヤヒヤしましたね(笑)。

――第2話ではラクダに乗るシーンが印象的でしたが、乗り心地はいかがでしたか?

突然ラクダで走るシーンになったので乗りこなせるのか心配だったのですが、乗馬の経験があったおかげで同じ要領でなんとかやりました。ラクダの目がとてもかわいらしくて、横から見るととにかく目が美しいのが印象的でした。

――野崎は主人公・乃木にとって敵か味方か目が離せない存在ですが、演じられている阿部さんから見た野崎像は?

一見単純明快で、強引だったりテンションが高かったりするところがありながら、内に秘めたものは分からない人です。たまたま乃木という日本から来た人間が、自分が追い続けていた謎のテロ組織につながる人物と接触したことを知り、彼を助けたわけですが、単なる人助けではありません。

利用できるものはなんでも利用していくという面もあると思いますし、乃木をそれとなく探っています。公安の人間なので裏もあります。駆け引きがうまくて、得体が知れないところがある人物ですね。

――ドラムとは損得抜きの名コンビという印象でした。これからのお二人のバディぶりも楽しみです。

もう全面的に信頼しています。彼(富栄ドラム)は元力士ということもあって、身体能力がものすごく高くて。監督からいろいろとハードなオーダーがあるのですが、それに常に応えていました。

野崎としても一番信頼しているという実感があります。演技もうまい方なのでせりふを言わせてあげたかったというのはありますが(笑)。

日曜劇場「VIVANT」、まだまだ冒険は始まったばかりですので、第3話もどうぞお楽しみに!

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