トリック解明を得意とする倒理が目にしたもので何かを感じ取っている様子、動機や理由を読み解くことを得意とする氷雨が冷静に不可解な点を指摘していく様子で、見ている者は謎解きの面白さに引き込まれていく。
そして、二人を中心に、刑事の決や、事件関係者の由希子、息子の竜也(望月歩)、画商の寺本(山崎樹範)らとのテンポのいい会話劇で怪しい点が次々に浮かび上がり、真相に迫っていった。
なぜ密室だったのか、その動機は…。得意とする分野が違う二人でたどり着いた真相は、家族間の繊細な問題だった。まったく違う性格ながら一緒に活動する倒理と氷雨に、視聴者からは「最高のバディ」「掛け合いが軽快で見ていて気持ちよかった」といった声が上がり、タイトルがTwitter(X)で国内のみならず世界トレンド1位に。また、放送前に松村と西畑が行ったインスタライブで呼びかけた、決めぜりふ「俺たちに解けない謎はない」もトレンド入りした。
さて、ラストに原作ファンが注目していた人気キャラクター・糸切美影が登場した。倒理、氷雨、決と天川教授のゼミに所属し、当時から皆が一目置くほど圧倒的な才能を持っていた人物で、演じるのは早乙女太一。次回、8月5日(土)放送の第2話は、殺人を目論む依頼人にトリックを指南する犯罪コンサルタントとなった美影が仕組んだ事件に倒理と氷雨が挑む。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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