松村北斗“倒理”と西畑大吾“氷雨”、徐々に明らかになる過去の因縁で面白さが増す<ノッキンオン・ロックドドア>

2023/08/06 16:48 配信

ドラマ 動画 レビュー

氷雨が倒理に内緒で会った人物とは…


倒理は亡くなった元議員の秘書が犯人だと推理したが、氷雨は「美影のトリックとしては簡単すぎる」と反発。「美影の事件、解かないわけにはいかないとどこかで焦っている」と指摘した。

美影という存在が重くのしかかっているのだと分かる。

そんな中、驚きの展開に。氷雨が落語会場で美影と会っていたのだ。1年前、偶然この場所で再会した二人。氷雨は、美影と連絡が取れることを倒理と決には打ち明けていないという。

そして、明らかになったのは6年前に起きた事件に関わって美影が犯罪コンサルタントになったこと。また、その事件では、密室の中で倒理が倒れていたこと。恐らく倒理が常にタートルネックを着用している理由につながるのだろう。

そのときの密室のとりこになっているという美影。「僕たちはいい関係だと思うよ。君たちは謎を解く側、僕は作る側。切っても切り離せない」と言う。

そんな美影に氷雨が「穿地は変わらず君を殺したがってるよ」と言うと、美影は「君は相変わらず倒理に殺されたがってるね」と返した。そして、今回の事件が自分が好きなトリックを使っていると明かして去っていった。

倒理、氷雨、決、美影。4人の複雑な関係をまとわせながら物語が進む。犯罪社会学を学んだ者たちの視点で描かれる謎解きが、ますます面白味を増してきた。

SNSにも「4人の関係性が想像以上に複雑」「複雑すぎてすごく面白い」「それぞれのキャラに焦点が合ってより一層深みが増してく感が好き」などと、4人を注目する反響が上がった。

次回、8月12日(土)放送の第3話は、“衆人環視の毒殺”事件の解決編が描かれる。

◆文=ザテレビジョンドラマ部