向島電機の元舎監・愛子(和久井映見)がみね子を訪ねてくる。そこで省吾(佐々木蔵之介)に出会い、クラッと倒れ込んでしまう愛子。「一目ぼれしちゃって」と本人の目の前で打ち明ける愛子に、すずふり亭の一同は驚く。
一方、三男(泉澤祐希)が働く安部米店には、兄・太郎(尾上寛之)と時子の兄・豊作(渋谷謙人)が奥茨城からやってくる。3人はすずふり亭を訪れると、みね子に「恋人はできたか?」と聞いて盛り上がる。
そんな折、帰省していた島谷が佐賀から戻ってくる。みね子は裏の広場で久々に会うが、地面に描かれた自分と島谷との相合い傘を見つけて焦る。ついウキウキして描いてしまったものを消し忘れていたのだ。気付かれないよう必死で隠そうとするが…。
卒業論文を書くため、しばらく部屋にこもるという島谷。隣同士の2人は、壁をノックする回数で気持ちを伝える“秘密の合図”を決める。お互いにノックして一緒にランチをしたり、炊事場で会ったりと、みね子は初めての恋を存分に楽しんでいた。
しかし由香(島崎遥香)は、島谷が父・赳夫(北見敏之)と喫茶店にいるところに偶然居合わせ、深刻な話を聞いてしまう。
今回はこちらも島谷役の竹内ネタで。竹内といえば、2014-15年に放送された「仮面ライダードライブ」(テレビ朝日系)で主人公・泊進ノ介(仮面ライダードライブ)を演じ、子供から奥さま方まで、幅広い層を味方に付けた正統派爽やかイケメン。
その直後「下町ロケット」(2015年、TBS系)、「スミカスミレ 45歳若返った女」(2016年、テレビ朝日系)と立て続けに民放連続ドラマでレギュラーに抜てきされ、以来映画にドラマに引っ張りだこの活躍ぶり。
幼少期から大学に入るまでサッカーに明け暮れ、東京ヴェルディユースに所属していたという竹内。筋骨隆々で長身の彼は「衣装も古着が多いんですけど、なかなかサイズが合わなくて。衣装さんに申し訳ないなって(笑)」と、1960年代に溶け込むのに苦労するほど、抜群のスタイルを誇る。
サッカーをきっぱりとやめてから役者の道に進み、かねてより目標としていた「朝ドラ出演」を達成した今、次に目指しているのは「国民的俳優と言われること」だそう。
「それからアジアにも活動範囲を広げていきたいです。中国や韓国の映画が今勢いがあると思うので、日本の俳優として、アジアでちゃんと通用できるようになりたいですね」と、一段とスケールの大きな舞台へと走り出した竹内は、まだまだトマリそうにねえべな。
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