「貴族探偵」が堂々の1位に!春ドラマ平均視聴熱ランキングを発表!

2017/07/19 18:00 配信

ドラマ

春ドラマ「平均視聴熱ランキング」ベスト5作品の推移グラフ

'17年4~6月放送の春ドラマが全て最終回を迎え、WEBサイト「ザテレビジョン」では、SNSや独自調査をポイント化し、今熱い番組・人物・コトバからテレビの流行に迫る新指標「視聴熱」を集計。春ドラマの平均視聴熱ランキングトップ10を発表した(※)。

1位は、平均視聴熱51,540pt(ポイント)を獲得したフジ系ドラマ「貴族探偵」。探偵を名乗りながら自らは推理をせず、本名も分からない謎の男“貴族探偵”を相葉雅紀が演じ、武井咲生瀬勝久滝藤賢一中山美穂松重豊ら豪華俳優陣の共演が話題になった。最終回の第11話では、今期の最高視聴熱となる115,418ptという高ポイントを記録した。

同作品は、2015年に相葉が主演したドラマ「ようこそ、わが家へ」(フジ系)のスタッフが再集結。コメディータッチでありながら、死の原因が謎に包まれた切子(井川遥)の存在や、スマホの音声案内のギリ(仲間由紀恵)など、サスペンスの雰囲気を常にただよわせた。さらに、貴族探偵に対抗心を燃やす愛香(武井)、刑事の鼻形(生瀬)や召使い3人(滝藤、中山、松重)など、魅力的なキャラクターたちの活躍が、視聴熱の伸びにつながっている。

2位は、平均視聴熱44,208ptを獲得した藤原竜也主演の「リバース」(TBS系)。藤原が、おいしいコーヒーを入れることが唯一の取り柄というさえない男・深瀬を演じ、その演技に視聴者からは「どんくさいキャラになりきれているのがスゴイ」と高評価だった。そして、次第に明らかになる10年前の事件の真実や、意外な人間関係に盛り上がりを見せ、ラスト2話で視聴熱は上昇。原作にはないストーリーを盛り込んだ最終回の第10話は77,993ptと今期2番目の高視聴熱ポイントだった。

3位には、平均視聴熱29,266ptで、波瑠が不倫に走る女性・美都を演じた「あなたのことはそれほど」(TBS系)がランクイン。波瑠以上に注目されたのが、夫・涼太役の東出昌大の怪演だった。美都のケータイをのぞき込む姿や、不倫を知りつつも美都に執着する様子は、「これ以上ないハマり役」と大きな反響を集めた。かつてドラマ「ずっとあなたが好きだった」(1992年TBS系)で佐野史郎が演じ、社会現象にもなった“冬彦さん”をほうふつとさせ、SNSでトレンドワード入りするなど話題になった。

4位は、平均視聴熱23,910ptで、亀梨和也が運命の恋に奮闘した「ボク、運命の人です。」(日本テレビ系)。5位は、平均視聴熱20,891ptで、桐谷美玲が女子力ゼロの理系女子を演じた「人は見た目が100パーセント」(フジ系)だった。

※各話の視聴熱ポイント計測期間は放送日の朝5時から一週間。期間中の合計視聴熱ポイントを放送話数で割り、平均視聴熱ポイントを算出