「下北沢ダイハード」続報解禁!佐藤二朗が未来から来た男“シーモキーター”に

2017/07/20 06:00 配信

ドラマ

テレビ東京系でスタートする「ドラマ24『下北沢ダイハード~人生最悪の一日~』」の追加出演者が一挙発表された。

同ドラマは、小劇場で活躍する人気劇作家11人が書き下ろし、気鋭の映像作家たちが演出する一話完結型オムニバス。

今回の発表では、第5話で夏菜が長年付き合ったが浮気している彼氏に復讐(ふくしゅう)しようと“最高のセックス”をしようと企てる女を、第6話で佐藤二朗が未来から来たロボット“シーモキーター”を、第7話では佐藤隆太が手にはまった瓶が取れなくなった劇団員を、青柳翔がパチンコにハマるヒモ男を演じる。詳細は以下の通り。

第5話「最高のSEXをする女」脚本:福原充則(ピチチ5)/監督:スミス


●あらすじ

第5話は福原充則脚本・夏菜主演の「最高のSEXをする女」(C)「下北沢ダイハード」製作委員会


柴原麻子(夏菜)は爆睡するバンドマンの彼氏・時村孝治(和田聰宏)の横で深夜ドラマを見てニヤついていた。エンディング曲が孝治の曲だからだ。しかし、孝治が若い女と浮気しているという情報が舞い込む…ネットにも証拠写真が多数!

売れない時代を支えた自分を捨てて、若い女に乗り換えるなんて…麻子の怒りが頂点に達した時、麻子の中から突然“もう一人の麻子”が出現。「記憶に残る最高のSEXをして、追いすがる彼を捨てよう」と提案してくる。プライドを賭けた戦いが始まる!

夏菜(柴原麻子役)コメント

【写真を見る】「最高のSEXをする女」で主演を務める夏菜(C)「下北沢ダイハード」製作委員会


やばいです!(笑) 想像していた5倍ぐらい大変でした! 私がずっと喋ってるなって思った台本ではあったんですけど、まさかこんなに時間がかかって、こんなに体力が消耗される撮影だとは思ってなかったから、疲れました(笑)。でも楽しかったです!

見どころはやっぱり、天使と悪魔といいますか、私の中のやりとりが面白いと思うんですね。面白く演じることができているか分からないので、不安でもあるんですけど、視聴者の方にはそこを楽しんでいただきたいです。

和田聰宏(時村孝治役)コメント

和田聰宏(売れ始めてきたバンドマン・時村孝治役)(C)「下北沢ダイハード」製作委員会


この話、バカバカしいんですよ(笑)。それが楽しかったですね。エッチ1回のためにこんなに(笑)、必死になれるという、人間って面白いなというところが見えたらいいんじゃないかなと思っております。

柄本時生(隣人・大倉役)コメント

柄本時生(隣人・大倉役)(C)「下北沢ダイハード」製作委員会


ちょっとシリアスでもあり、コメディーでもあり、でもスカッとするような話でもあり。心打たれるものが絶対あるような作品だと思うので、ぜひご覧になって下さい!

第6話「未来から来た男」脚本:柴幸男(ままごと)/監督:山岸聖太


●あらすじ

第6話は柴幸男脚本・佐藤二朗主演の「未来から来た男」(C)「下北沢ダイハード」製作委員会


スーパーコンピューター「mamazon」が無駄を排除し、合理的な世界を築いた2037年。反抗勢力の通称サブカルゲリラは、聖地・下北沢を奪還するべく抵抗していた。

そこで「mamazon」はゲリラのリーダーのコヤマ・サラ(松本穂香)の存在を消すべく、彼女がサブカルに目覚めた2017年の「ヴィレッジヴァンガード下北沢店」にシーモキーター(佐藤二朗)を送り込む。全裸で送り込まれて早速店員に捕まるシーモキーター…。彼はコヤマ・サラのサブカル化を阻止することができるのか!?

佐藤二朗(シーモキーター役)コメント

佐藤二朗(未来から来たロボット・シーモキーター役)(C)「下北沢ダイハード」製作委員会


僕はこの作品では全裸になるんですよ。「シーモキーター」ということで。生まれて初めて前貼りというものをしました。下北沢のヴィレッジヴァンガードというサブカルの聖地的なお店を全裸で歩かせていただき、非常に貴重な経験ができました(笑)。

本当に本が面白いですし、監督さんも新進気鋭の方です。そしてもちろん「ターミネーター」という絶対的な元があるので、本当にそこをリスペクトした上で、なるべく誠実にパロディーをやろうと思っています。元を知っている方も知らない方も、内容が面白いので、楽しんで頂けると思います。

松本穂香(コヤマ・サラ役)コメント

松本穂香(上京したての少女・コヤマ・サラ役)(C)「下北沢ダイハード」製作委員会


裸の男の人がいる中で皆さん真顔だったりして(笑)、面白い空間だなって…カオスな感じが楽しかったです。

私が演じたサラは本当に何色にもまだ染まってなくて、純粋無垢な、「どこなんだここ?」っていう日本のどっかすっごいド田舎から来た、なまりになまりまくっている女の子です(笑)。下北沢に憧れて、そしてサブカルにハマっていきます。

面白い人たちがいっぱい出てきて、服を着ていたり、いなかったり(笑)、人であったり、動物であったり。普段見られない世界をたくさん見ることができると思うので、そこにも注目していただいて、わたくしコヤマ・サラのなまりにも注目して見ていただけたらなと思います!

加藤諒(ヴィレッジヴァンガードの店員役)コメント

加藤諒(ヴィレッジヴァンガードの店員役)(C)「下北沢ダイハード」製作委員会


僕が大学で演劇を勉強していた時に、既に注目されていた劇作家の方や、これから来るぞと言われていた方たちの名前が多く連なっているドラマです。

僕が出演した「未来から来た男」はたぶんゴールデン帯ではできないものです(笑)。少しシュールな感じで、普通にやっていたらちょっと伝わらない感じの作品をドラマでやるっていうのが、すごい面白いなと思いました。

サブカルがテーマになった作品ですが、僕はサブカルってどういうものを指すのかよく分からないんです。でも、自分が好きなものを人に言うと、サブカルって言われるんで、そう考えると僕はサブカルが好きなんでしょうね(笑)。ですので、この作品も大好きです!

片桐仁(本人役)コメント

片桐仁(本人役)(C)「下北沢ダイハード」製作委員会


ヴィレッジヴァンガードの下北沢店には、僕開店してからずっと来ていますね。下北に住んでたんで、昔、風呂なしに。このお店が出来た時に、夜12時までやってたんで、毎日来てましたね。週3~4で来てましたね。何かヒントがあるんじゃないかというのと、ここにどうやったら自分が参加できるのかなってずっと思ってました。

ここにラーメンズのDVD、ビデオとかCDが置かれた時はうれしかったですね。ネタCDを出した時に、ヴィレヴァンさんはすごくいっぱい売ってくれたんですよ。だから今回、片桐仁役で、ヴィレッジヴァンガードで、しかもよく通っていた下北沢店が舞台なので、縁を感じますね。

第6話「未来から来た男」のシーンカット(C)「下北沢ダイハード」製作委員会