「下北沢ダイハード」続報解禁!佐藤二朗が未来から来た男“シーモキーター”に

2017/07/20 06:00 配信

ドラマ

第7話「手がビンになった男」脚本:上田誠(ヨーロッパ企画)/監督:戸塚寛人


●あらすじ

第7話は上田誠脚本・佐藤隆太主演の「手がビンになった男」(C)「下北沢ダイハード」製作委員会


下北沢のカフェバー「風知空知」で劇団員・井沢キヨシ(佐藤隆太)は舞い上がっていた。一緒に飲んでいた美人女優・海老川アンナ(臼田あさ美)が、「キヨシに興味がある」と手を重ねてきたのだ。まさにシモキタンドリームな急展開! ホテル直行か? と思った矢先に…抜けない…なんとキヨシの指がビール瓶にハマってしまったのだ!

美人女優と指がビンから抜けない男、焦ってビンをたたき割ろうとするが、凶器のような形状になってしまった。悪夢のような一夜はこうして始まった。

佐藤隆太(井沢キヨシ役)コメント

佐藤隆太(劇団員・井沢キヨシ役)(C)「下北沢ダイハード」製作委員会


今回撮影現場に、この作品の本を書いてくださった上田(誠)さんが顔を出して下さったんです。きっと皆さんかなり気合を入れて本を書いていらっしゃるでしょうから、そんな面白い企画の仲間に入れて頂けてすごく光栄です。僕は自分が出る作品しか本を頂いていないので、他の話を見るのもすごく楽しみです。

僕が演じたキヨシという男は、「ひよこ豆スティング」という劇団に所属している、小劇場役者なんですけど、今回ひょんなことをきっかけに、どんどんどんどん思いもよらないような事態に、ぐるぐるぐるーっと巻き込まれてしまいます。想像もつかないような、非常にスケールのデカい渦に巻き込まれていきます。

見どころは…“どこまで行くんだ”っていう世界観ですね。予備知識なく楽しんでもらいたいと思います!

臼田あさ美(海老川アンナ役)コメント

臼田あさ美(女優・海老川アンナ役)(C)「下北沢ダイハード」製作委員会


先輩たちの中で真剣にコメディーを演じるというのがすごくいい刺激になりました。面白かったです。豪華な企画ですごくぜいたくですよね。(この作品のストーリー展開は)もしかしたら普通の連続ドラマの脚本家さんにはなかなかないテンポ感だったり、ひとつのシチュエーションの中で生まれるエピソードっていうのは、劇団の方が書かれたからこそなのかなとは思います。

これでもかっていうぐらいに「え? こうなっちゃうの」みたいな、演じている私自身も、そして見ている側の方も振り回されるような展開がたくさんあります。1回や2回のオチじゃないような気がします。そこが見どころですね。

田中要次(風知空知のマスター役)コメント

田中要次(風知空知のマスター役)(C)「下北沢ダイハード」製作委員会


今回の本は深夜枠の短いドラマにしては、えらい力が入っているなーと思いました。本当にタイトルに真っ当だなと。

僕が演じるのはただのバーのマスターかと思いきや…(笑)。どんな画になるんだろうって楽しみにしています。

第8話「彼女が風俗嬢になった男」脚本:根本宗子(月刊「根本宗子」)/監督:山岸聖太


●あらすじ

第8話は根本宗子脚本・青柳翔主演の「彼女が風俗嬢になった男」(C)「下北沢ダイハード」製作委員会


パチンコ店に並んでいる田川のりお(青柳翔)に、友達から衝撃的な電話が。なんと「風俗に行ったらおまえの彼女が出て来た」とのこと! 発狂するのりおは大慌てで彼女みわ(馬場ふみか)を呼び出すが、みわは悪びれる様子もなく「アンタの稼ぎがないからだ!」と言い放つ。

のりおは彼女に風俗を辞めさせるため、今日中にパチンコで50万円稼ぐと宣言。その様子を心配そうに見詰める店員の山田愛子(森川葵)。果たして、のりおの“パチプロポーズ”は成功するのか!?

青柳翔(田川のりお役)コメント

青柳翔(パチンコにはまっている男・田川のりお役)(C)「下北沢ダイハード」製作委員会


パチンコ店でここまでがっつり撮影したのは初めてでした。この髪形とこの格好の役という機会はなかなかないので、すごくいい経験させてもらいました。現場では、撮影してない時はすぐ確変が入るんですけど、撮影している時に確変が入らなくて大慌てしていました(笑)。それも含めてパチンコだなーって。

のりおというダメダメな人間と、ゆかいな皆さんとのドタバタコメディ、ぜひたくさんの方に楽しんでいただけたらと思います!

森川葵(山田愛子役)コメント

森川葵(パチンコ店の店員・山田愛子役)(C)「下北沢ダイハード」製作委員会


今までの人生でパチンコ屋さんに入ったことがなかったので、パチンコ屋さんに入っての撮影というだけで、キラキラした感じというか、現場の雰囲気がもう、これまで味わったことのない場所でした。それだけでも楽しかったです。

全体的にすごい面白いから、見どころが「ここ!」って言い切れないです。馬場ふみかちゃん、今回現場ではお会いできなかったんですけど絶対かわいいでしょうし、青柳さん演じるのりおのクズ感も見どころだと思うし(笑)。本当に全体を通して見どころ満載過ぎて、「ここ!」って言いきれないのが見どころだと思います!

馬場ふみか(みわ役)コメント

馬場ふみか(のりおの彼女の風俗嬢・みわ役)(C)「下北沢ダイハード」製作委員会


自由にお芝居をさせていただいていてすごく楽しかったですし、またひとつ新しい役柄に挑戦できたなって思っています。

本当に“根本宗子さんワールド”っていう感じで。その中で一人一人、みんなダメな人たちですけど、必死に生きてる姿がすごくいとおしく見えると思います。そういうところを見て感じていただけたらなと思います!

私はまだ(根本さんの舞台を)見に行けてないんですけど、周りの友達から「女の子がすごく好きだと思う」っていうのは聞いていたんです。見に行きたいなと思ってたところに、この話をいただいたので、すごくうれしかったです。(見るより先に)出る方になっちゃいました!

渡辺真起子(パチンコ店の常連・ルカさん役)コメント

渡辺真起子(パチンコ店の常連・ルカさん役)(C)「下北沢ダイハード」製作委員会


新しい挑戦となりました。自由にお芝居をさせていただいて楽しかったです。登場人物はなんかダメな人たちですが、どこか憎めずいとしい下北沢の住人たちです。そんなところをクスクスしながら見ていただけたらと思います。

濱谷晃一プロデューサーコメント


中盤戦のキャストと内容を発表させていただきましたが、「本当に2017年の地上波か?」と思うほど自由な内容になってしまいました(笑)。

ラブコメ、SF、サスペンス…毎回、各劇団のカラーが表れて、こちらの想像を超えて振れ幅の広いオムニバスドラマになりました。まあ、こういうこともひっくるめて、テレ東の深夜らしいのかなと。

そして各回のキャストの多様性も素晴らしいです。ジャンルに縛られない作風だからこそ、こんなにフィールドの違う豪華キャスト陣が集結してくれたのだと思いますし、皆さんが、この企画・この脚本を面白がって快く出演して下さったのがうれしいです。

いよいよ明日から第1話放送です!“下北沢で起こる人生最悪の一日”という共通テーマはあるものの、各話アプローチが全く違うので、全話漏れなく見ていただきたいです!