井上咲楽「驚きを隠せなかった」三遊亭小遊三・高橋光臣と共に大河ドラマ「光る君へ」に出演

2023/08/31 12:55 配信

ドラマ 速報

藤原忯子役・井上咲楽(C)NHK

吉高由里子が主演を務める2024年放送スタートの大河ドラマ「光る君へ」(NHK総合ほか)に、三遊亭小遊三井上咲楽高橋光臣が出演することが発表された。大石静が脚本を務める同ドラマは、紫式部を主人公に、変わりゆく世を自らの才能と努力で生き抜いた女性の愛の物語。千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を書きあげた女性の秘めた情熱と想像力、ひとりの男性への思いが描かれる。小遊三は、絵を描くかたわらで、文や歌の苦手な者のために代筆業を営む絵師を、井上は藤原斉信(金田哲)の妹・藤原忯子を演じる。また、高橋は花山天皇(本郷奏多)の叔父・藤原義懐役で登場する。出演にあたり、小遊三、井上、高橋からコメントが寄せられた。

絵師役・三遊亭小遊三コメント


――演じる人物の印象と意気込みをお聞かせください。

「NHKの大河ドラマから話が来ましたが」と言われて、まさに青天の霹靂(こんな字も生まれて初めて書きました)。芝居心がある訳じゃなし、経験がある訳でもない私に。逃げる理由もないので冥途の土産にやらせてもらおうと決心しました。

役は絵師。実に怪しい役柄でいい奴なのか悪い奴なのかよく分からない。とにかくいわれるままにやらせてもらいましたが、吉高さんに「今日はヒマだな」と話しかけるところは忘れられません。

――大河ドラマ出演歴・思い出などをお聞かせください。

大河ドラマは初めて参加させていただきます。大河ドラマの印象は、「太閤記」(1965年)で織田信長を演じた高橋幸治さん、「勝海舟」(1974年)で坂本龍馬を演じた藤岡弘、さん。はまりすぎていて、こういう人かと思いました。

絵師役・三遊亭小遊三(C)NHK

藤原忯子役・井上咲楽コメント


――演じる人物の印象と意気込みをお聞かせください。

花山天皇の深い寵愛を受けた忯子。その子を身ごもったまま、17歳という若さでこの世を去ります。熾烈(しれつ)な権力争いの時代、二人の愛は思わぬところで利用されてしまいますが、その濃密な関係、わずかな時間をいつくしむ気持ち、そして若き天皇を遺して逝く気持ちはどんなものだったのでしょうか。忯子について詳しい資料は残っていないものの、二人の時間がいかにはかなく大切なものだったのか、大切に思って演じるよう心掛けました。

――大河ドラマ出演歴・思い出などをお聞かせください。

オファーをいただいた際、「歴史ある大河ドラマにまさか私が!」と驚きを隠せなかったです。小さい頃から我が家のテレビでは、日曜20時には当たり前のように大河ドラマがついていました。家族にもまだ伝えていないので、この発表で喜んでくれるのを楽しみにしています。

井上咲楽※提供写真