菅田将暉、松下洸平からラブコール「いつかお仕事したいと思っていた」<ミステリと言う勿れ>

2023/09/01 11:21 配信

映画 会見

映画「ミステリと言う勿れ」のプレミアイベントに登壇した菅田将暉、松下洸平撮影:大野代樹

俳優の菅田将暉が8月31日、都内で開催された映画「ミステリと言う勿れ」(9月15日[金]公開)のプレミアイベント&完成披露舞台あいさつに出席。共演の松下洸平からラブコールを受ける場面があった。イベントには、町田啓太萩原利久滝藤賢一尾上松也筒井道隆永山瑛太柴咲コウ原菜乃華鈴木保奈美伊藤沙莉松山博昭監督も登壇。司会は、軽部真一アナウンサーが務めた。

広島編の映画化に「ここをやらないと終われない」


同映画は、漫画家・田村由美氏による同名漫画を原作としており、2022年1月にはドラマ化を果たしている。天然パーマがトレードマークで友だちも彼女もいない、カレーをこよなく愛する大学生の主人公・久能整(菅田)の、時に優しく時に鋭い魔法のようなお喋りで、いつの間にか登場人物たちが抱える様々な悩みも、事件の謎も解かれてしまうという新感覚ミステリー。同映画では、広島を訪れた整が、代々、遺産を巡る争いで死者さえ出るといういわく付きの名家・狩集家(かりあつまりけ)の遺産相続事件に巻き込まれていく物語「広島編」を描いた。

菅田は「無事に完成したということで、この日を迎えられてうれしいです!」と喜び、広島編が描かれたことについて「ドラマの話をいただいた時に、連載していたのが広島編でした。この広島編を見てドラマのオファー受けたんです。でも、広島編はテレビドラマには入らなかった。整くんの説明にもなっている回なので『ここをやらないと終われないな』って気持ちもあったから、うれしかったです」と笑顔を見せた。

原作好きの松下は、原演じる狩集汐路の初恋の人・車坂朝晴役を務めた。ここで、軽部アナが「原作と同じくらい菅田のことが好きだそうで」と聞くと、松下は「公式で好きだと言わせていただいています」と答えた。続けて「芝居力、人間力も高くて、いつか一緒にお仕事をしたいなって思っていたので、今回お話をいただけて本当にうれしかったです」と声を弾ませた。

松下は現場でムードメーカー「楽しくてテンション上がった」


また、松下は現場ではムードメーカ的存在だったとのことで「皆さんと一緒にお芝居をするのが楽しくて、テンションが上がってしまいました」と振り返った。

すると、菅田は「対比するわけじゃないですけど、今回はみんなとご飯にも行けたんですよ。大隣署(連続ドラマ)の時はなかったなと思って…」と、ドラマキャストを煽った。これに尾上は「悔しいです! たった一度の松下幸之助に負けるとは…!」と、舞台あいさつの始めに、軽部アナが松下を「松下幸之助」と呼び間違えたことをイジり、会場の笑いを誘っていた。

◆取材・文=大野代樹