「このようなことになり、すまなかった。この通りじゃ」と詫びた家康。家臣たちが「また一から始めればよいだけのこと」「この乱世を、我らはこうして生き延びたのですから」「殿のおかげでござる」と応じると、家康は「こんなわしに、ようついてきてくれた。よう支えてくれた。皆のおかげじゃ」と涙をこぼした。
家康と苦楽を共にしてきた家臣たちはこれより領地を与えられ、関東各地で大名としてそれぞれの土地を治めていく。序盤から長く描かれてきた家康と家臣たちの絆の集大成のような美しいシーンに、視聴者からも感動の声が続出した。
SNSでは「素敵な回だった…三河家臣団は永遠だ!」「家康と、強い絆で結ばれた家臣たちの笑顔のお別れに涙、、、」「家康は周りに助けられてきたのだなぁ…」「あの忠勝が真っ先に受け入れて…家臣団の成熟にグッときた」といった声が上がり、「#どうする家康」がトレンド1位の反響を呼んだ。
中でも注目を集めたのは、血気盛んな家臣たちの不満を受け止め説得した忠世の存在。「大久保忠世がカッコよかった」「頼れる忠世兄ぃのおかげでみんな納得できた。これまでの忠世兄ぃを見てきたからすごく納得できる流れ」といった声が上がり、今回を最後に引退、退場となる忠世役・小手にも「小手さんの忠世兄、大好きだった」「小手さんクランクアップ寂しいなぁ」と、退場を惜しむ声が多く上がっていた。
次回は10月8日(日)放送の第38回「唐入り」。天下統一を果たした秀吉は、次の狙いを国外に定める。家康は、石田三成(中村七之助)とともに秀吉を必死に止めようとする。
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