堀田真由“美璃”、音楽を諦められず苦悩する姿に「現実も見ないといけない」の声＜たとえあなたを忘れても＞

堀田真由が主演を務めるドラマ「たとえあなたを忘れても」(毎週日曜夜10:00ｰ10:54、テレビ朝日系)の第1話が10月22日に放送。第1話では、ピアニストの夢を失い、日々苦悩する美璃(堀田)の姿が描かれた。(以下、作品のネタバレを含みます)

「たとえあなたを忘れても」を紹介

浅野妙子が脚本を手掛けるオリジナル作品を、堀田主演、萩原利久を相手役にドラマ化。ピアニストになる夢を失った美璃(堀田)と、記憶障害を抱えて生きる空(萩原)が奏でる切なくも美しいヒューマンラブストーリー。大切なものを失いながらも懸命に生きる姿を描く。

「たとえあなたを忘れても」第1話のあらすじ

ピアニストになる夢に挫折した美璃は、現実から逃れるように実家のある東京を出て、従兄弟の心療内科医・遠山(風間俊介)が働く神戸で一人暮らしをしている。音大時代の奨学金返済があるため、自由気ままとはいかないものの、音楽教室のピアノ講師として、今も離れがたい音楽を身近に感じながら、ささやかな生活を送る美璃。

そんな彼女はある日、音楽教室からのいつもの帰り道で、見慣れないキッチンカーを目にする。メニューをのぞき、大好きなメロンジュースに心引かれる美璃。しかし、1杯700円は今の美璃にはぜいたくすぎる。ぐっと堪えて別の安いジュースを注文する美璃の様子に、キッチンカーの店主・空の温かなまなざしが注がれる。

数日後、音大時代の同期・衛藤まりあ(森香澄)の紹介で、音楽出版社の面接を受けることになった美璃は、景気づけに、初めて空のメロンジュースを購入する。その小さな変化に気付いた空は、ほほ笑みとともに美璃に声を掛ける。それから毎日、美璃は空のキッチンカーに通い始める。