――SPドラマ「ひとりぼっち ―人と人をつなぐ愛の物語―」(2023年TBS系)で共演していた2人。バラエティー番組で共演して見えた新たな一面は?
えなり:相葉さんはやっぱり視野が広くて、いろんなところを見てるなと思いました。スタッフさんや共演者の表情ちょっとした動きとか。さすが総合顧問というか、スーパーバイザーというか。
相葉:持ち上げすぎだよ、怖いよ(笑)。
えなり:僕は台本があると、台本通りに進行していきたいしガチガチに縛られちゃうんですけど、相葉さんは流れがあったら前後したりとか、いい意味でスタッフさんから出るカンペを流すところもあれば、さっき出てたカンペに戻ったりとかいうのを臨機応変にされていてさすがだなと思います。
相葉:バラエティーだから色々言えるようになりました。えなりくんに「こういうところはやめて」っていう苦情も収録中に結構言ってました(笑)。挨拶する時の角度とかすごいんです。俺がしもべ付けてるみたいになっちゃう。
えなり:それはもう子役の頃からしみついちゃってる。「おはようございます」の時、頭頂部が見えるまで頭を下げると「人の目を見てない」って怒られる。あまり下げないと「頭が高い」って言われる(笑)。微妙な角度が大事!
相葉:ここも尊敬するんですよ。やっぱり35年芸能界にいらっしゃるから大先輩だし、なのに偉ぶらないし、腰低いし、低すぎるぐらい。そういうところを僕は尊敬しますね。
――番組をやっていく上で、お願いしたいことはありますか。
相葉:えなりくんのやりたい部活は、まだ部としてロケをしていないから、そこはやってほしいなって思ってます。えなりくんのすごいところは、一人でどこでも行けちゃうんです。この前はジョージアとか海外にも一人で行ったので、やってほしいのは「一人旅部」かな。一人でどういう風に過ごしてるのか見たいな。俺だったらチケットすら取れないし、一人じゃホテルにもたどり着かないと思う。
えなり:僕は相葉さんがアクティブに動いてるところが見たい。普段から運動もされてるし、ダンスも踊られているのでアクティブなんですけど、その中でもちょっとワイルド系な…森の中で何かするとか、登山とか。
相葉:今後、もしかしたらそういう系をやるかもしれないですね。
えなり:火起こしする相葉さんとかね。
相葉:誰が見たいんだよー(笑)。
――「一筆啓上部」で、相葉さんが二宮さんを指名した理由を教えてください。
相葉:一緒の思い出を共有してる時間が長い方が、やっぱりいろんなところで迷うと思うし、その時間一緒にいたから「この情報だけで分かってほしい」っていう僕の願望とかもありました。一回目は、家族よりもずっと一緒に生活をしてきた二宮くんにやってもらいたいなっていうことで、オファーをしたら受けてくださいました。
(ロケでは)一緒にいないから…。あれ一緒に巡ってたら制すことが出来たんですけど、何でも言っちゃうので一人にさせちゃったのは間違いでしたね。一回目なのでちょっとやり方が分からなかったです(笑)。すぐに当ててくれる期待はあったんですけど、なかなか難しかったです。本当にすぐに分かっちゃうような13文字にしてもいけないし、その塩梅が今後やっていく上で楽しいんじゃないかなと思います。
えなり:僕が指名するとしたら、相葉さんからは「ぜひ角野(卓造)さんを」といただいてまして。多分会えるんですけど(笑)。
相葉:緑山スタジオね(笑)。
えなり:僕が書く側やらせてもらうとなると、角野さんには僕が5歳の時からお世話になってるので、いろんなことを話されてしまうというドキドキ感はありますね。そうなると指名も変わってくるかもしれませんね(笑)。
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