テレビ局に戻った桔梗は、逃亡犯の正体と共にその事件に関係する警察官のひき逃げ事件を自身の報道番組で扱うことを願った。新社長の方針で番組の打ち切りが決定しているうえ、クリスマス特集を放送するように言われていたが、報道制作局長・折口(小手伸也)は「社長に伝えておく」と桔梗に同意した。
ところが、放送が始まり、ひき逃げ事件の映像を待っていると、流れたのはクリスマスネタを紹介する映像だった。驚いたものの、キャスターとして気丈に対応した桔梗。番組最後のあいさつも終えて、スタッフルームを立ち去った桔梗は、1人乗り込んだエレベーターの中で涙を流した。
中谷の涙の演技は、報道キャスターとして伝えるべきことをできなかった桔梗の悔しさを存分に伝えた。SNSにも「桔梗さん可哀想すぎた」「桔梗さんにつられて涙出てきてしまった」という声が。
だが、ラストでは自分について教えてもらいたいとテレビ局にやって来た誠司と再会。11月6日(月)放送の第5話予告を見ると、独占インタビューを申し出ていた。キャスターの矜持を持ち続ける桔梗により、物語が大きく動いていきそうな予感だ。
また第4話では、あらためて時生と桔梗が過去につながりがありそうな描写のほか、ぶつかった勢いで誠司と時生のスマホが入れ替わった可能性も。さらに蜜谷や国際犯罪組織2代目のミズキ(中川大志)の行動、家から逃げ出してしまった愛犬を探す真礼(佐藤浩市)が追われる誠司の逃亡を偶然のように助ける感じと、誠司、時生、桔梗が少しずつ絡み合う以外に、街中の細かな様子も見逃がせない展開が続いた。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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