失踪していた実(沢村一樹)がついに見つかるも、記憶喪失になっており大好きだった家族の顔も思い出せない…という衝撃的な展開を迎えている連続テレビ小説「ひよっこ」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)。
8月3日の放送では、みね子(有村架純)の母・美代子が上京。実を保護し家に置いていた世津子(菅野美穂)と、対峙(たいじ)するエピソードが描かれた。
そんな美代子を演じる木村佳乃にインタビューを行い、作品への思いや役作りについて聞いた。
──美代子はどんなキャラクターだと思いますか?
いい奥さんであり、いいお母さんですよね。明るいですし、家族を第1に考える人です。
実さんがいなくなった直後は、長女のみね子に甘えてしくしく泣いてばかりいましたが、“お父ちゃんは帰ってくる”と信じて、それを待つんだと決めてからは、母親として切り替えていますよね。小さい子どもを抱えていますし、とにかく畑をうまくやって、生活をしなければいけないので。
──役作りをする上で、特に意識をしたことはありますか?
美代子の役は、実際に茨城に行って農作業の練習をしたり、(撮影のために)お借りしているお家でみんなでお昼ご飯を食べたりしているうちに、自然と出来上がっていきましたね。
雨の時はその家にだいぶ入り浸って、ゼンマイとかタケノコとか、いろんな物をごちそうになりました(笑)。私が「あんこが好きだ」って言ったら、毎回、お茶わんいっぱいのあんこを出してくださるんですよ。架純ちゃんに苦笑いされながら、平らげました!(笑)
──方言のせりふに苦労はありますか?
方言は難しいです! 私は必ず、感情が入ると東京の言葉に戻るみたいです(笑)。
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