二宮和也“誠司”は誰を裏切っているのか、最終回直前の緊張感ある物語が展開<ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~>

2023/12/12 13:19 配信

ドラマ レビュー

二宮和也“誠司”と遠藤憲一“紫陽”の対峙シーンにドキドキ(C)フジテレビ

二宮和也大沢たかお中谷美紀がトリプル主演するドラマ「ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~」(毎週月曜夜9:00-9:54、フジテレビ系)の第10話が12月11日に放送された。いよいよクライマックスを迎える物語。潜入捜査官と判明した誠司(二宮)の行動が注目された。(以下、ネタバレを含みます)

潜入捜査官として2つの顔を持つ誠司はどう動く?


同ドラマは、人々が思い思いに過ごすクリスマスイブという“たった一日”の出来事を1クールかけて描く、謎と愛と奇跡の物語。

主人公は、記憶を無くした逃亡犯の勝呂寺誠司(すぐろじ・せいじ/二宮)、臆病で頑固な洋食店「葵亭」のシェフ・立葵時生(たちあおい・ときお/大沢)、地方テレビ局「横浜テレビ」の報道キャスター・倉内桔梗(中谷)。3人の物語が並行して進んでいき、最後に運命の交錯を果たす。

第10話で、いよいよ12月24日の“夜”が始まった。誠司は、記憶を取り戻したことを打ち明け、国際犯罪組織アネモネ2代目のミズキ(中川大志)に海外の組織との大きな取引を「成功させるぞ」と告げた。

ミズキは、父・紫陽(遠藤憲一)からの電話で誠司が潜入捜査官であることを教えられるが、「そんなことはとっくに分かってましたよ」と答え、組織の面々に示しがつかないと取引は予定どおり行うとした。

ミズキ「もう俺を裏切りませんよね?」


新たに変更した取引場所へと向かおうとする誠司をミズキが呼び止めた。「一つだけ、聞かせてください。もう俺を裏切りませんよね?」。

裏切りが渦巻く裏社会に生きるミズキ。5年かけて築いた誠司との絆を考えると、その思いはきっと切実だ。

誠司の答えは「ああ」というひと言。ミズキは、ふっとほほ笑み、「それで十分です」と言った。