1月21日(日)よりスタートする新日曜ドラマ「厨房のありす」(毎週日曜夜10:30-11:30、日本テレビ系、Huluでも配信)の制作発表記者会見が1月15日に行われ、主演の門脇麦、共演の永瀬廉、大森南朋、前田敦子、木村多江が登壇。撮影現場の雰囲気や、共演者同士のエピソードなどを明かした。
街の小さなごはん屋さん「ありすのお勝手」は、ランチ時には客足が絶えない、知る人ぞ知る人気店。この店の店主・八重森ありす(門脇)は、マイペースで人とのコミュニケーションが苦手な自閉スペクトラム症(ASD)だった。
大きな音や空気を読むのが苦手で、物は何でも真っすぐにそろえないと気が済まない。しかし、ひとたび包丁を握れば大好きな化学の知識をもとに、おいしくてやさしい料理を生み出す“天才料理人”の一面を持っていた。
ある時、幼なじみのホール担当・三ツ沢和紗(前田敦子)と2人で切り盛りする「ありすのお勝手」に、住み込みのバイトを希望する青年・酒江倖生(永瀬廉)がやって来て、ありすの人生がビミョーに変わり始めていく。
過保護な父・心護(大森南朋)に見守られながら、超マイペースな天才料理人・ありすがみんなの心をおいしいごはんで温める。そんな彼女の生い立ちと家族には、本人も知らない重大な秘密があった。
それぞれに生きづらさを抱えた登場人物たちの心温まるヒューマンドラマでありながら、ある事件の謎を解き明かすミステリーの側面も描かれる。
記者会見は、ありすが営む小さな料理店「ありすのお勝手」のセットで行われた。このセットはレトロで温かい雰囲気が漂う、本作を象徴するような空間となっている。門脇は「人と接するのが苦手なありすのために、厨房からお客さんを観察する小窓が作られていたり、ありすの好きな“うさぎ”がいろんな所に隠れていたり、隅々までスタッフの方々の愛情が詰め込まれています」と紹介。
会見開始早々から和気あいあいの5人。ありすを演じる門脇は「ありすは自閉スペクトラム症の特徴で、人とのコミュニケーションや、大きな音、人と目を合わせるのが苦手。お料理で人を喜ばせたいという気持ちをとても強く持っていて、彼女なりに人と関わっていきたいと一生懸命頑張っている人です」と、役柄への思いを語った。
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