門脇麦“ありす”の手料理を口にした永瀬廉“倖生”が思わず涙…知られざる過去が明らかに<厨房のありす>

2024/01/20 06:00 配信

ドラマ

第1話では――


街の小さなごはん屋さん「ありすのお勝手」の店主・八重森ありす(門脇麦)は、マイペースで人とのコミュニケーションが苦手な自閉スペクトラム症(ASD)。大きな音や強い光が苦手だし、人に近寄られるのも怖いし、物は何でも真っすぐにそろえないと気が済まない。でも、ひとたび包丁を握れば、とってもおいしい料理を作る天才料理人。一度覚えたことは忘れない驚異的な記憶力と大好きな化学の理論を基に、最適で最高の献立を導き出す。

店にやってくるお客さんは十人十色。二日酔いのサラリーマン、子どものお受験につきっきりで寝不足気味の主婦、好きな女の子に告白するため緊張している男子学生。ありすはお客さんの好き嫌いやその日のコンディションに合わせて即興で料理を考える。故に店のメニューは“店主のおまかせ料理”のみ。幼なじみで元ヤンのホール担当・三ツ沢和紗(前田敦子)と2人で切り盛りする「ありすのお勝手」は、ランチ時には客足が絶えない人気店だ。

そんな「ありすのお勝手」に、住み込みのバイトを希望する青年・酒江倖生(永瀬廉)がやって来る。口下手で不器用そうで、おまけに家がない倖生のことを和紗は警戒するが、ありすが珍しく合格点を出したことから、とりあえずバイト採用は決定。しかし、住み込みで働くためには、ありすの父親・心護(大森南朋)の承諾が必要。25年前にありすを引き取って以来、男手一つでありすを育て、溺愛してきた心護。一筋縄ではいかなそうだが、倖生には心護との意外な接点があった。

そんな中、和紗の次男・銀之助(湯本晴)の誕生日会が近づいて、ありすは野菜嫌いの銀之助にたくさん野菜を食べてもらおうと思案する。好きなものには一直線。超マイペースな天才料理人ありすが、みんなの心をおいしくて優しいごはんで温める。そんな彼女の生い立ちと家族には、本人も知らない重大な秘密があった。ミシュランでも老舗でもない…だけど一度食べたらやめられない、切なく心温まる謎多きごはん屋さん、ついにオープン。

――という物語が描かれる。