小芝風花“倫子”へ待ち受けていた数々の試練に「この地獄で生き抜けるの?」と恐怖する声<大奥>

2024/01/19 11:06 配信

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女性らの妬みが怖すぎる


婚儀に気乗りしない倫子に、「大奥」の女性らは常に厳しかった。親でも殺されたのかと疑いたくなるような仕打ちの数々に、心が何度も痛んだ。

殺伐とした婚儀をなんとか乗り越えた倫子。その倫子に、松島の局は「大奥」のことを何も知らない倫子に、新しい付き人として、お知保をつけると言い出したのだ。

そのお知保らは、お品を監禁し、倫子と無理やり引き裂こうとしたり、倫子をわざと見栄えの悪い格好にしたり、お品は京に帰ったとうそを言ったりとやりたい放題。

自由を奪われ、苦しむ倫子に、夜伽の知らせが届く。夜伽を前に、部屋から逃げ出した倫子はただ走る。たどり着いた先の扉には鍵がかかっており、最後は追い詰められてしまう倫子。倫子を追い詰めながらも、逃がさないという女性らに恐怖するシーンとなった。

信じていた人物からの裏切りに涙


倫子にとって、幼い頃から思いを寄せていた久我信道(鈴木仁)は特別な存在だった。婚儀に前向きになれない時も、どんなに離れていてもそなたの一番の味方だという信道の言葉で覚悟を決めたように思う。

「大奥」に入ってからも、信道とその言葉が心の支えになっていたはず。しかし、信道は、倫子を思わぬ形で裏切ることになる。

お知保らに、手紙を書いていることをばれないように細工をし、信道へ手紙を送った倫子。待ちに待った信道からの手紙には、倫子を思っていることに加え、倫子の姉と結婚したことが書かれていたのだ。その内容を読み、倫子は絶望し、涙を流すのだ。

他人からさまざまなことをされても、言われても、泣き崩れることがなかった倫子。信道からの裏切りが何よりもつらく悲しいことだったのだろう。信じていた人物からのひどすぎる仕打ちに涙が出た。