第3話では――
倫子(小芝風花)の身だしなみを整えるお品(西野七瀬)が昨晩の御渡りについて問いかけると、倫子は「何もなかった」と口にし、家治(亀梨和也)のことがよく分からないと話し出す。
早速、家治に抱かれなかったことで高岳(田中道子)ら女中の間で“添い寝姫”とあざ笑われる倫子。お品は怒ろうとするが、倫子に制される。倫子はお品にこの先自分の身に何があっても言い返してはだめだと命じており、倫子はお品が酷い目に遭って欲しくなかったのだ。
一方、倫子のもう一人の付き人、お知保(森川葵)は宿下がりで里帰りしていた。そんな折、倫子が家治と仏間で手を合わせていると、松島(栗山千明)が口を開く。なんと、松島は倫子の目の前で家治に側室を設けるよう迫ったのだ。だが、家治は「側室は必要ない」と返す。将軍家の血筋を絶やすことになると食い下がる松島に、家治は何も答えず去る。
倫子から次第を聞いたお品は、女中たちのうわさとして家治の父・家重(高橋克典)と母・お幸の方(紺野まひる)に関する悲しい過去を話す。倫子は、家治のつらい身の上に思いを馳せる。
家治が世継ぎを望まぬという話は定信(宮舘涼太)も知ることとなり、父の宗武(陣内孝則)に告げる。また、家治が田沼(安田顕)の言いなりになっていると定信から報告を受けた宗武は、いいことを思いついたと不敵な笑みを漏らす。
――という物語が描かれる。
公式ホームページなどで公開されている予告動画は、「側室を設けていただけないでしょうか」と家治に訴える松島と、その言葉に驚き表情をゆがめる倫子の姿からスタート。
「側室を巡る女の戦いと―― 男たちの権力闘争が動き出す」というテロップと共に、それぞれ複雑な表情を浮かべた高岳やお知保、松島の姿や、怪し過ぎる笑みを浮かべる宗武と定信の姿が映し出される。
また、動画の後半には、布団で一人寝ていた倫子が、突然驚いたような叫び声を上げるシーンも。嫌がらせによってさらに追い詰められ、「歯向かえばまた大きな矢が飛んでくる…。どうすればよいものか」と悩む倫子に、家治は「明日の夜、待っておれ」と声をかける。
動画の最後には、倫子を見つめてゆっくりとうなずく家治の姿が。口元には少し笑みを浮かべていて、そんな家治の姿に倫子も思わず笑顔になるというシーンが描かれている。
第3話放送を前に、SNS上では「倫子さまと家治さまが見つめ合って微笑んでる!?」「最後の上様の微笑み!」「上様の味方が誰もいないのつらすぎるよ…」「家治さまにはどんな秘密があるのかな」「つらすぎて苦しいけど早く見たいです」「定信さまの不敵な笑みにキュンとしました!」などの声が上がり、話題となっている。
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