新たに浮上した“山猫”。
本話冒頭、1年前の病院占拠事件の首謀者であった大和(菊池風磨)は「十二支に入れなかった動物、なんだか分かりますか?」と不敵な笑みを浮かべながら問い掛けた。武蔵と共に対面していた横浜署警部補の本庄(瀧内公美)はそれが「猫」だと気付いた。おそらくここにつながっているのだろう。
ここからラストへ怒とうの様相を見せた。
警察の関与といえば、もう一人。裕子とえみりを助けに来たと見せかけ、謎の男がいないことで、2人を拉致した警察官・綾部(吉田健悟)だ。川越のスマホから綾部に2人を始末する指示が送られていた。えみりは本庄によって救い出されていたが、そのまま連れ去られた裕子が綾部に銃を向けたとき、謎の男が現われて裕子に「逃げろ」と告げた。
そして、獣集団の馬、猪、牛が相次いで仮面を取って素顔を見せた中、最大の衝撃が訪れる。川越の毒殺について監視映像を調べると、川越が飲んだ水に毒を入れていたのは、なんと…さくらだった。
馬、猪、牛たちの目的は何なのか。そして綾部、謎の男の存在。さくらの行動は真実なのか。一つ“うそ”が暴かれては、また謎が深まるばかり。龍の「誰もが心に獣を飼っている」という言葉が不気味に響く。
ラストの展開には視聴者も騒然とし、武蔵の「うそだろ」になぞらえて「うそだろの連続の1時間」「今期最大のうそだろでした」「うそだろ言いまくったわ」「うそだろ、見てる側も同じく」「うそだろ案件多すぎ」といった声が続々と。視聴者の考察も加速し、タイトルがトレンド入りする反響となった。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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