「ストーリー」については、岩本が、「今回はですね、1幕制で考えていまして。僕もこれはすごく感じたことだし、深澤と宮舘も感じたことだと思うんですけど、新橋演舞場ってすごくパワーがあるなという。それはステージに立たせてもらう側でも、見に行った側でもすごく感じられる。なので、パワースポットみたいな感覚というところを大事にしながらストーリーを作っていきました」と説明。
そして、「『滝沢歌舞伎』という作品を知ってくださって見てくださる方と、初めてこの作品に触れる方が、みんなが同じ気持ちになれるようなストーリーにしたいなと思って仕上げているので、神社とかお寺に行く気持ちで来てくれたら、よりその世界に引きずり込みやすいかなというふうに僕は思ってますね」とアピールした。
「3人が新たにチャレンジすることはあるか」と問われると、宮舘は、「フライングをさせていただこうかなと思っています。それこそ今まで誰もやったことがないような、一味変わったフライングの内容になっていますので、ぜひ乞うご期待ということで!」と瞳を輝かせる。
深澤は、「僕は普段からお喋りなので、お喋りを生かした自分のシーンがあるんですけど、リハーサルでやったら、1人で9分ぐらい喋っていたので…というのが入ってきたりとかもします。ずっと喋っているというシーンもあります」と告白。
岩本は、「僕は、『滝沢歌舞伎』で変面という演目をやらせてもらっていたんですけど、そこを新たに進化させた形のものに今回挑戦させていただく予定です。いろいろと、“こことここを詰め込ませたい”と相談をして、“そんなこと今まで誰もやってきたことない”みたいな話からスタートしたものに挑もうかなと思ってます」と期待感をあおる。
最後に「楽しみにしているファンに向けたメッセージ」として、宮舘が、「今日会見をさせていただいて、新たなスタートラインにようやく立てたかなと思います。これから稽古を経て、4月1日の初日を迎えるわけですけれども、より多くの方に楽しんでもらえる、そして心踊って帰っていただくという夢のような時間を作り上げたいと思いますので、ぜひ皆さんよろしくお願いいたします」と挨拶。
深澤は、「僕たちも、3人で夜中まで打ち合わせしたり、この作品に対してどれだけ愛情を持てるかというのをすごく大事にして作りました。リハーサルはまだほとんどできていない状態なんですけど、4月1日から公演を見に来てくださる人たちに、少しでも笑顔だったりとか何か感じ取って帰ってもらえるような作品にしたいなと一生懸命作っていますので、ぜひ楽しみにしてほしいなと思います」と呼び掛けた。
続いて岩本は、「僕は本当に新しいことを作るのが好きなんだなと、自分自身で感じる期間を今過ごさせてもらっていて。僕の中では、もう初日も明けていて、喜んで『ああだったね、こうだったね』と言っているお客さんたちが想像できた段階からリハーサルがスタートしている」と話し出す。
そして、「自分の思考で見えている世界が、どんなふうにお客さんに色付いていくのか。『こういうふうになる』『やっぱりここが間違ってなかったんだ』と自分自身で思える時間がこれから来る。そこを楽しみながら、しっかり自分を喜ばせてあげて、自分が味わったことのない気持ちをパフォーマンスに乗せて、今まで味わったことのない作品をお客さんに届けたいなというふうに思っています」と意気込みを明かし、会見は終了した。
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