中島にとって「リビングの松永さん」は、ドラマ「彼女はキレイだった」(2021年フジテレビ系)以来のラブストーリー。改めて演じてみた感想を聞くと「やっぱり、ラブストーリーって難しいね(笑)。ラブストーリー得意でしょ?って言われることが多いけど、撮影の中で恋愛のボルテージの調整がすごく難しかった部分もあって。これまで自分のやってきたラブストーリーとは、ちょっと違う取り組み方をしないと無理だなと思いつつ。でも、あんまりそんなに考えすぎずに、俺史上最もラフに丁寧にやった作品かもしれない。演じることについて、結構、深く考え込むタイプなんだけど、この作品に関しては、視聴者の皆さんには楽な気持ちで見てほしいなと思ってたし、演じ手がラフで楽な気持ちを持つことが大切な時もあるし。ラフなのに丁寧に作ってるっていう感じが多くの方に伝わればいいなって思いながら、臨みました」と心境を明かした。
ついに両思いになったものの、まだ信じられない夢見心地状態の美己を演じる高橋は、「11話で松永さんの部屋の前の廊下で、ドア越しに松永さんに言われるせりふがあって。実は、このせりふが、『リビングの松永さん』の中で一番好きなんです。好きな人への思いについてのせりふなんですけど、私はめっちゃときめきました! シチュエーションも素敵ですし、やっぱり一度は言われてみたいせりふなんです!」と力説。
さらに、「松永さんの言葉って、めちゃくちゃ名言が多いんですよね。やっぱりストレートに思いを伝えてくれるキャラクターだからこそ刺さるものが多いんです。その中でも、今回のせりふは、松永さんの愛がじわじわと伝わってくる。本当にキューって胸の奥が沁みるようなせりふなので、ぜひ、楽しみにしていただけたらうれしいです」とコメント。また、ドラマ内で見せる美己の変化については「原作でも美己の成長ってすごく見えると思うんですけど、ドラマでも成長がようやく見え始めてきたというか。相手のことまで考えられるようになって、ワガママ言わずに松永さんを仕事に送りだすシーンも美己が強くなっていく感じが見えて、私自身も美己が大人になっていく…って感覚でした。松永さんも一人で抱え込むんじゃなくて、美己と共有してくれるようになったのもすごくうれしいなと思いながら演じていました」としみじみ。
11話の見どころについては「10話のラストでようやく二人の思いがちゃんと形になったのに、11話では別のもどかしさが生まれて…二人は両思いなのに、それを隠さなきゃいけない。この不思議な関係性の見え方が、逆にすごくかわいいなと思っています。また、松永さんのお仕事シーンがたくさんあるので、かっこいい松永さんのスーツ姿も拝めます!」とアピール。
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