上川隆也“林”の電話相手は権力側…木村拓哉“狩山”の逃走の裏に何が隠されているのか考察が加熱<Believe>

2024/05/18 18:15 配信

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上川隆也“林”区長、木村拓哉“狩山”の逃走の責任を取って辞意を固めるドラマ「Believe-君にかける橋-」第4話より (C)テレビ朝日

木村拓哉が主演を務めるドラマ「Believe-君にかける橋-」(毎週木曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系)の第4話が5月16日に放送。狩山陸(木村)の逃走を見逃した、上川隆也演じる林が電話していた相手が明らかに。狩山を逃してどうしたいのか、何が目的なのかと考察が加熱している。(以下、ネタバレを含みます)

希望と再生のヒューマンエンターテインメント「Believe-君にかける橋-」


本作は、脚本家の井上由美子や監督の常廣丈太ら、木村主演ドラマ「BG~身辺警護人~」(2018年、2020年)チームが再集結して制作するテレビ朝日開局65周年記念作品。橋づくりに情熱を燃やす設計者が、わけあって刑務所に収容されてしまい、希望と再生の道を模索していくサスペンスかつヒューマンエンターテインメント。

木村が主人公の大手ゼネコン「帝和建設」土木設計部部長の狩山陸を、上川が国立刑務所・処遇部門第3区の区長・林一夫を演じ、竹内涼真山本舞香一ノ瀬颯北大路欣也斎藤工小日向文世天海祐希らが出演。MAN WITH A MISSIONの「I'll be there」が主題歌となっている。

上川隆也“林”が電話していたのはまさかの東京都知事・賀来千香子“榛名”


自分でケガを装い狩山を逃した林は、責任を取って辞意を固めていた。「定年直前にこんなことで辞めるのは耐えられない」という主任刑務官・宇崎(尾上寛之)に、「何が言いたい?」とすごみをきかせていう林の真意がどこにあるのか気になりすぎる。

そんな林が「龍神大橋」プロジェクトの舵を取っていた東京都知事・榛名文江(賀来千香子)と密会。「今回はいつものように電話で済ませるわけにはいきませんよね」という榛名の言葉で、林が電話をし狩山の動向を報告していたのは、榛名だったということがわかる。榛名は、第2話で「帝和建設」の社長・磯田(小日向)とも密会し、「龍神大橋」の事故の真相を隠蔽(いんぺい)する画策をしていた。

賀来千香子“榛名”都知事は木村拓哉“狩山”側?逃走の裏には何が隠されているのか


林は自分の辞意を榛名に報告し、約束通りに狩山を担当していた刑務官への責任と処罰の不問を念押しする。榛名が「私は約束なんてしていませんよ」と語る冷たい笑顔で、榛名という人間が少し垣間見える。なぜ林区長は榛名に協力したのか、そこには過去の受刑者とのトラブルが関係しているのか。そしてなぜ榛名は狩山が逃走できるように仕向けたのか。

視聴者からも「上川さんの電話相手はやっぱり賀来千香子だったか!」「林さんと都知事が繋がってる…都知事は狩山さん側?何が目的?」「都知事は何故、狩山の脱獄の手助けを林区長に頼んだ?」「そっかぁ、林区長は都知事に連絡してたのかぁ。権力が後ろで動いてるんだ」「陸を逃がしたのも理由があるってこと?それとも陸を逃亡犯として外で口封じするつもり?」などと深まる謎に考察も加熱している。

◆文=ザテレビジョンドラマ部