ミヤビは山本は会社を休む必要はないと説明するが、会社の人間は何かあったらミヤビが責任を取るのか、山本だけ特別扱いするわけにはいかないと言う。ミヤビが反論できずにいると、藤堂が「特別扱いではなくて理解して欲しいと申し上げているんですよ、うちの川内は」と口を挟み、「患者さんが社会復帰して一番辛いのはできることさえさせてもらえず可能性を絶たれてしまうことなんです。かく言う私も最近それを学んだんですがね」と続ける。
うちの会社の問題なのでという会社側の人間に「ところで、山本さんは半年前、障害者枠で再雇用されたんですよね?であれば、障害者雇用促進法によって会社側としても税制優遇などのメリットがあったはずですよね。そのことについてはどうお考えなんでしょうかね?」と詰め寄ると会社側の人間は黙り込んでしまうのだった。
長いものには巻かれろ主義的に見える藤堂が毅然と対応する姿に胸が熱くなった。X(旧Twitter)でも「院長先生が怒ったシーン、マジでめちゃくちゃよかったですね……」「藤堂いんちょーーーーー!!!あなたまじで素敵すぎる!!」「看護助手してた前までのミヤビちゃんの事やん!こんなん更に泣くー!」と藤堂院長を絶賛する声が寄せられ、トレンド入りを果たした。
◆構成・文=入江奈々
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