小市慢太郎“高美”の髄膜腫が発覚、料理人を辞める覚悟に胸が痛む「泣いたー!」とトレンド入り<アンメット>

2024/05/28 20:34 配信

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高美は料理人として究極の選択を迫られる


高美はミヤビの勧めで検査をしてみると、脳に髄膜腫(ずいまくしゅ)という腫瘍があり、その影響で嗅覚が落ちて味つけが濃くなったことが分かる。手術は可能だが、腫瘍切除の際に神経が傷ついて嗅覚を失う可能性が高く、極めて難易度の高い手術になる。しかし手術をしなければ、やがて命にも関わる。高美は料理人として究極の選択を迫られる。

高美は手術することを決意し、嗅覚が失われれば料理人を辞めることも覚悟する。手術前、高美は一番好きな匂いだという鰹出汁の匂いを嗅いで、匂い納めだと言って涙を流す。高美は三瓶とミヤビに「匂いは俺のすべてだ。ちょっとでもいいから匂いを残しておいてくれ」と頭を下げて懇願する。

三瓶とミヤビが手術を行い、無事に成功。嗅覚も失われること無く、高美にまた笑顔が戻るのだった。

ミヤビらにとって重要なポジションである「たかみ」の大将・高美の人生が感じさせられ、料理人を辞める覚悟を見せる高美に胸が痛んだ。X(旧Twitter)でも「大将の手術が無事成功して嗅覚も失ってなくてほんと良かった」「毎話毎話泣かせてくるので、ずっと目が腫れている」「泣いたー!大将~」とコメントが寄せられ、トレンド入りを果たした。

◆構成・文=入江奈々