9月23日(土)に公開される山田涼介主演の映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」は、発売以来“東野圭吾作品至上最も泣ける感動作”と言われ、話題となっている同名小説が原作。どんな“悩み相談”にも真剣に答えてくれる雑貨店「ナミヤ雑貨店」を舞台に、ある理由から敦也(山田)と幼なじみの翔太(村上虹郎)、幸平(寛一郎)は廃虚となった雑貨店で一晩を過ごすことに。すると、32年前からの“悩み相談”の手紙が届く。最初はいたずらと思い取り合わなかったが、次第にその悩み相談と対峙(たいじ)していく。
今作で主演を務めた山田は、タイムトラベル能力のある青年が、恋人を見つけるためにタイムトラベルを重ね、人生における大事なことを学んでいく洋画「アバウト・タイム~愛おしい時間について~」が大好きで、「いつかこんな作品に出てみたい」とプロデューサー陣に話していたという。そんな中での今作での主演とあり、これも奇蹟なのではと思ってしまう。
山田は原作に関して、「小説を読んだとき、思わず泣いてしまいました。読み進めるうちにすごく考えさせられたし、読む人の年齢や立場でかなり読み方が変わってくる小説だろうなと思いました。ファンタジーとリアルの絶妙な混ざり具合もすごく好きです」と涙したことを明かし、「同時にこの小説を映画にするのは大変だろうなとも思いましたね」と実写化の難しさを感じていたという。
また、過去から届く“悩み相談”をテーマにした人間ドラマを分かりやすくするため、実写化するにあたって脚本づくりは大変な作業だったという。本作のプロデューサーを務めたKADOKAWAの二宮直彦プロデューサーは、「一つの案を加えると、全体のつじつまが合わなくなることが多く、最終的に13稿まで重ねましたよ(笑)」 とその苦労を語った。
そんな多くの人の思いが詰まった「ナミヤ雑貨店」からの心のこもった手紙に注目だ!
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