<来週の虎に翼>沢村一樹“久藤”の後押しによって司法省で働き始めた伊藤沙莉“寅子”は、民法親族編・相続編の法改正と向き合う

2024/06/01 21:30 配信

ドラマ

「虎に翼」第46回より(C)NHK

伊藤沙莉がヒロインを務める連続テレビ小説「虎に翼」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)。第10週となる「女の知恵は鼻の先?」が6月3日(月)より放送される。

「虎に翼」とは…


同作は、日本で初めての女性弁護士の一人となった三淵嘉子をモデルにしたオリジナルストーリー。昭和の初め、女性に法律を教える日本で唯一の学校へ入学し、法曹の世界に進んだ、伊藤演じる主人公・猪爪(佐田)寅子。出会った仲間たちと切磋琢磨しながら、日本初の女性弁護士で後に裁判官となり、困難な時代に立ち向かい、道なき道を切り開く寅子の姿を描く。脚本は吉田恵里香氏が担当する。

第10週「女の知恵は鼻の先?」あらすじ


第10週では――

昭和22(1947)年3月。新しい日本の憲法に希望を見出した寅子(伊藤沙莉)が向かったのは法曹会館。そして、人事課にいたのは桂場(松山ケンイチ)だった。久藤(沢村一樹)の後押しによって司法省で働くことになった寅子は民法の改正案を読み、かつて共に法律を学んだ仲間たちを思い出す。

民法が改正されれば多くの人が混乱すると語る神保(木場勝己)に、寅子は花江(森田望智)を思い出し、強く反対意見を言えないでいた。一方、穂高(小林薫)は法の道へ導いて不幸にしたと詫び、新しい仕事を紹介しようとするが、寅子はそれを断る。

――という物語が描かれる。

公式HP掲載の予告動画は、笑顔で「佐田寅子です」とあいさつする寅子と、そんな寅子を久藤が「サディー」と笑顔で呼ぶシーンからスタートする。その後、はる(石田ゆり子)と直明(三山凌輝)と花江が「サディー?」と驚きながら寅子を見る様子が流れる。

また、場面が切り替わると、“民法親族編・相続編 改正法案第六次案”と書かれた原稿と、多くの人が集まる会議に参加する寅子の姿と、「民法の改正案だよ」「君たちは、この国を破滅させる気かな?」と話す神保に「それは…」と困った表情を見せる寅子の姿が。

さらに、寅子が花江の背中をさするシーン、寅子の明律大学の同級生である小橋(名村辰)が「前のお前なら、すぐ“はて?”“はて?”」と寅子を小ばかにする様子、優三(仲野太賀)が笑顔を見せる場面などが流れる。

そして、最後に、久藤が「どうしてそんなにひとごとなの?今、社会を変える場所にいるじゃない」と寅子に問いかけるシーンと、寅子が「はて?」と首をかしげ、そんな寅子を桂場が眉間にしわを寄せた顔で見る姿が映し出され、動画は幕を閉じる。

日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ女性・猪爪(佐田)寅子の人生にどんな展開が待ち受けているのか注目が集まっている。