＜季節のない街 最終回＞ショベルカーが搬入され、ついに“街”の最後の日を迎える

第10話では――

ショベルカーが街に搬入され、仮設の取り壊しが迫ってきた。徐々に立ち退き交渉に応じる住民が増えていく中、子だくさんの良太郎(塚地武雅)とみさお(前田敦子)の夫婦は断固拒否の姿勢を崩さなかったが、三木本(鶴見辰吾)らの嫌がらせを受けてしまう。

そして迎えた、街の最後の日、お別れ会の最中にかつ子(三浦透子)が良太郎の子供に呼び出される。

――という物語が描かれる。

「半助大暴れ、六ちゃん大暴れ、そしてかつ子は大笑い、以上です」

公式HPなどで公開されている予告動画は、半助(池松壮亮)のオールナレーション仕様となっている。

「3号棟の田中です！　まさかここまで見といて最終回見ない人いないとは思いますけど、一応次回の見どころを報告します。半助大暴れ、六ちゃん(濱田岳)大暴れ、そしてかつ子は大笑い、以上です。寂しいな〜、トラ、ここより良い場所ないと思うんだよね〜。え、ある？　猫カフェ？　やだよ！」という語りと共に、暴れる良太郎を止める街の住人や、三木本が部屋にズカズカとあがる様子、棒を振り回す半助や、ショベルカーに乗る六ちゃん、口を大きく開けて笑顔を見せるかつ子の姿などが切り取られている。