ミヤビがデスクに向かっているところに三瓶がやってきて2人きりで話し始める。三瓶は家族の問題について涙ぐみながら話し、過去の患者についても、今も正解かどうか分からないと言う。「いろいろ頑張ったんですけど。僕はまだ光を見つけられてません」と目に涙を浮かべながら語る三瓶。
ミヤビが「たぶん、光は自分の中にあったらいいんじゃないですかね。暗闇も明るく見えると思います」と言うと、三瓶は過去に同じ内容を語ったミヤビの姿を思い出す。「三瓶先生は私のことをともしてくれました」とミヤビが言うと、三瓶は黙って何度もうなずき、ミヤビの胸元につっぷして涙をこらえ、三瓶とミヤビは抱擁する。しばらく泣いたあと、体を離すとミヤビはまじまじと三瓶の顔を見つめて「ごめんなさい…どなたですか?」と尋ね、三瓶はがくぜんとするのだった。
2人の抱擁は感動的で胸を熱くするが、だからこそミヤビの最後の言葉に見ているほうもショックを受けてしまった。SNSでも「三瓶先生とミヤビちゃんの幸せを願うことしかできない…頼む、頼むよ」「目の前で愛する人から忘れられる瞬間を突きつけられる展開辛すぎて泣いてる、しんどい」「辛すぎて胸がギューーってなる」と視聴者の声が寄せられ、トレンド1位となった。
◆構成・文=入江奈々
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