<古畑任三郎>古畑が“愛車”で初臨場 ストッキングを被る姿も貴重な第3話

2024/06/22 11:30 配信

ドラマ レビュー

警部補・古畑任三郎(第1シリーズ)(C)フジテレビ/共同テレビ

三谷幸喜脚本の人気シリーズ「古畑任三郎」は、田村正和演じる主人公・古畑任三郎が、完全犯罪をもくろむ犯人たちの難解なトリックを卓越した推理力で解いていく、言わずと知れたミステリードラマの金字塔。FOD・TVerでは「#ドラ活 浸れ、超自分的ドラマ生活。」を開催中で、第1シリーズの「警部補・古畑任三郎」第1~3話は7月6日(土)まで無料公開されている。古手川祐子が犯人役で、古畑と心理戦を繰り広げる第3話を紹介しよう。(以下、ネタバレが含まれます)

正当防衛を装う精神科医VS古畑


第3話「笑える死体」は、有能な精神科医・笹山アリ(古手川祐子)の自宅で起こる殺人事件を描く。仕事から帰宅したアリはマンションの自室に入った途端、大きな音に驚かされる。見ると田代(羽場裕一)がクラッカーを手にして立っていた。愛人関係にある田代は、アリの30歳の誕生日を祝いに来たのだった。だが、田代には別に付き合っている彼女がいた。部屋は飾りつけられ、テーブルにはケーキなどが並んでいる。

アリは田代を強盗に見せかけて殺し、正当防衛を装う。部屋を片付け、飾りつけやケーキなどをゴミ袋に入れて捨てた後で110番するアリ。そして、部下の今泉(西村まさ彦)を連れた古畑が登場。古畑は、強盗の侵入経路などに不審感を抱く。