「ヒデはみね子が大好き」連続テレビ小説「ひよっこ」出演中 磯村勇斗インタビュー

2017/09/06 18:00 配信

ドラマ インタビュー

将来はハリウッドデビュー?


――クランクアップが近付いていますけど(取材時)、今の心境は?

まだ、実感はそんなに湧かないですけど、やっぱり寂しいですね。「すずふり亭」の人たちをはじめ、皆さん温かくて優しい方たちばかりでしたから。あの場所で一緒に過ごすことができなくなると思うと「あぁ、もっと濃厚に会話をしていきたいな」っていう気持ちになります。最近は、カメラが回っていなくてもヒデを引きずってしまって、思わずやついさんにつっこんでしまうことも。「なんで、お前タメ口なんだよ(笑)」って言われたりしますけど(笑)、やついさんとの距離感もヒデと元治先輩のようになってきました。掛け合いも、お互いのリズムが分かってきて楽しいです。

――そういえば、以前のインタビューでお話されていた“オムライス作り”と佐々木蔵之介さんによる“筋肉チェック”のその後は?

オムライスはレベルアップしましたよ。今は、お皿を持った状態でフライパンを上手く振って、そのお皿にオムライスを載せる技を習得したいなと思っています。撮影には生かされないですけどね(笑)。お皿に載ることは載るんですけど、どうしても形が崩れてしまうんです。これは、もっともっと掘り下げていきたいですね。蔵之介さんの筋肉チェックは最近ご無沙汰(笑)。コックの格好が多くて、半袖姿で蔵之介さんにお会いすることがないんです。ちょっと寂しいので、自分から聞きにいこうかな(笑)。

オムライス作りはレベルアップ!撮影=mika


――筋トレ、続けてらっしゃるんですね。

はい。特に腕回りを意識的に。ヒデの将来を考えたら、コックとしても一人の人間としても心と体を一回り大きく成長させることが必要なのかなと思っています。

――ヒデの将来の話も出ましたが、磯村さんの将来についても…。そもそも俳優になろうと思ったきっかけというのは?

小学生の頃は、お笑い芸人を目指していたんです。なぜだか自分でも覚えてないんですが、そこからある日突然、役者になろうと思って…。本格的に動き出したのは高校2年の時ですね。地元の劇団に自分から電話をして、お芝居を教えてほしいと頼みました。そこから演技を学ぶようになって、3年生の時に初めて舞台に立たせてもらって、お客様からお金をいただいてお芝居をするという経験をしたんです。その時に、もう役者の道しかないなと思いました。

――憧れていた俳優さんはいましたか?

松田優作さんです。魂が映像から見えるような演技を見た時は強い衝撃を受けました。自分もそれぐらいの熱量を持ってお芝居したいなと。

――将来はどうなりたいと思っています?

ハリウッドを目指して、役者としてはもちろん、脚本も含めて監督の仕事もやってみたいです! 映画『バタリアン』や、マイケル・ジャクソンの『スリラー』をきっかけにゾンビものにハマったので、いつかはゾンビ映画を作りたいです。今、温めている脚本がありますよ(笑)。

小池貴之

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