天城は桜宮市で計画中の新病院を「スリジエハートセンター」と勝手に命名。しかし、佐伯から地元関係者への説明が先だとたしなめられ、自身のセンター長就任と命名のお披露目を公開手術で行うと告げる。
そんな中、狭心症と認知症を患った生活保護受給者でもある患者・年子(正司花江)が転院してくる。担当医となった研修医のミンジェは、年子の息子・孝利(立川談春)がクレーマーであることに頭を悩ませていた。
一方、ミンジェの指導医となった世良は、年子の検査結果を見て、手術には天城の高度な技術が必要と判断。天城に相談するも、早々に断られてしまう。
その後、天城は新病院への出資を取りまとめる企業組合の理事・水野(梅沢富美男)にダイレクト・アナストモーシス手術を受けるように仕向ける。
しかし、水野は佐伯と対立する菅井の差し金で動いていることが判明。そこで天城は、桜宮市医師会会長である真行寺(石坂浩二)に公開手術の患者を紹介してほしいと持ち掛ける。
――という物語が描かれる。
公式HPなどで公開されている予告動画では、「30分というタイムリミットを設けます」と大風呂敷を広げオペに挑む天城の姿や、「身勝手な人間が組織を腐らせる」と吐き捨てる水野、「野放しにはできんからね」とくぎを刺す真行寺、「天城先生ですよね」と近づく美咲など、新たな人間関係が見え隠れ。
また、「金持ちが優先なんだろ」といぶかしがる孝利が、足を怪我して急患としてやって来る様子も。世良は、「そのまま死にますよ」「あなたが死んだらお母さんはどうなるんですか」と声を掛けている。
さらに、「あなたのオペは成立しない」と天城に対抗する高階や、「このオペが成功する確率は――0パーセントだ」といった天城自身の不穏な発言も切り取られている。
第3話放送を前に、SNS上では「成功率0?」「天城先生が必ず助けてくれるはず」「梅沢富美男さんがどんなふうにかき乱すのか楽しみ!」「周りの医者のほうがよっぽど悪魔に見えてしまう…」「世良くんは変わらず真っすぐで熱いな」といった声などが上がり、話題となっている。
「ブラックペアン シーズン2」第3話は、7月21日(日)夜9:00よりTBS系にて放送。
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