<新宿野戦病院>小池栄子×仲野太賀の救急医療エンタメ「宮藤官九郎オリジナル脚本が天才」と話題 1~3話をTVerで振り返り

2024/07/19 18:00 配信

ドラマ

「新宿野戦病院」が今なら1~3話がTVerで無料配信中(C)フジテレビ

小池栄子仲野太賀がW主演を務める、新宿・歌舞伎町にたたずむ病院を舞台にさまざまなバックボーンを持つ“ワケあり”な登場人物たちが交錯する、宮藤官九郎オリジナル脚本の“救急医療”エンターテインメントドラマ「新宿野戦病院」(フジテレビ系/FODでは毎週放送終了後から次週のエピソードを先行独占配信)。7月24日(水)に4話が放送予定で、今ならTVerで1話~3話が無料配信中。まだ放送に追いつけるこのタイミングで、「新宿野戦病院」を振り返ってみよう。

第1話あらすじ


「新宿野戦病院」第1話より(C)フジテレビ

ここは新宿歌舞伎町。NPO法人「Not Alone」の新宿エリア代表の舞が海外向けに歌舞伎町の魅力をアピールする動画を撮影していると、泥酔している女性と遭遇する。

歌舞伎町の路地にひっそりと建つ「聖まごころ病院」には、美容皮膚科医・高峰享(仲野)をはじめ、個性豊かな医師たちが働いている。そこへ外科医不在の中、他病院での受け入れ拒否により、額から流血しているホストのマモルがやってくる。さらに急性アルコール中毒で、先ほどの泥酔女性・ヨウコ(小池)と付き添いの南舞(橋本愛)も同じくして病院に搬送されてきた。

マモルは無事処置が終わり、ヨウコは翌朝診療費を払わず帰っていたが、後日再度病院に訪れる。彼女は海外医師免許があり、元アメリカ軍医として働いていたという。しかし、日本での医師免許がないため医療行為をすることができなかった。

そんな中、舞から病院に電話が入る。銃で撃たれ出血している男性・ムハマドを処置してほしいと懇願するが、享は外科がいないので対応できないと拒否。しかし難民申請が通っていないムハマドは他の病院行くとそのまま強制送還されてしまう旨を舞が伝える。そのムハマド達の様子を見ていたヨウコは彼を抱え、聖まごころ病院へ連れていく。動揺している病院の医師たちを横目に、ヨウコは処置を進める。

初回から現代日本の問題を、小池や仲野らクセ強キャストでど直球&コミカルに描く、“クドカン”こと宮藤官九郎の脚本にくぎづけになる視聴者が続出。「恐ろしくテンポが良い」「色々現代の問題も絡めて天才だ」「今の子どもたち、社会なんて勉強しないでこのドラマ観ておけば、それでOKなんじゃないか?ってくらい、いろいろ詰まってて濃い!」などコメントが寄せられ、トレンド入りを果たしていた。

「新宿野戦病院」第1話より(C)フジテレビ

第2話あらすじ


「新宿野戦病院」第2話より(C)フジテレビ

新宿歌舞伎町にたたずむ聖まごころ病院の医師として働くことになったヨウコ。病院として求めていた“外科医”が入ってくれて順風満帆に見えたが、享は悶々と悩みを抱えていた。

「私にとって、社会は平等じゃないから、虚しくないんです」 と、舞に言われた言葉がずっと引っかかっていたのだ。舞が“平等じゃない”ことを良い言葉として捉えていることに納得がいかず、自問自答の末、答えを見つけるために「Not Alone」の活動に参加することに。

一方その頃、聖まごころ病院では鎮痛剤を大量に摂取し、トー横キッズで赤い髪の少女・マユ(伊東蒼)や、鼻の奥にワイヤレスイヤホンが詰まってしまった10歳の男の子が搬送されてくる。イヤホンは無事取り出すことに成功し、マユも翌日、母親のカヨと共に帰っていったのだったが、彼女はある悩みを抱えていた。

さらに「歌舞伎町顔面偏差値テストの結果発表!」で聖まごころ病院の性感染症内科医・田島琢己(馬場徹)が選出され、それがきっかけで1人の女性を巡りトラブルに発展する。

2話では、オーバードーズをした“トー横キッズ”を助ける展開が描かれ、英語と岡山弁をミックスして話すヨウコが「クセになる」と話題に。さらに、ヨウコの言葉が「命を守る意志の強さを感じさせる」「医師の言う事実だからすごい説得力」「コメディーなのに終わったあとに考えさせらる余韻がすごい不思議なドラマ!」と反響を呼び、初回から2週連続でトレンド入りを果たしていた。

第3話あらすじ


「新宿野戦病院」第3話より(C)フジテレビ

享は舞に思いを寄せている。しかしその気持ちに気づいた舞は、告白する前に享を振ってしまうが、それによって二人の距離が縮まったと感じ、逆にニヤニヤが止まらない享。

そんな中、聖まごころ病院では、ヨウコが働き始めたことで、お金の有り無しに関わらず、患者を優先し、今までのような働き方ができなくなったことに葛藤していた経理担当・白木愛(高畑淳子)が、“休みが欲しい”と院長・高峰啓介(柄本明)に懇願する。

そのことが功を奏し、日曜休診、月曜は救急のみの対応となったが、啓介の弟であり不動産コンサルタントの高峰啓三(生瀬勝久)が、息子の享と共に、月曜限定でビューティークリニックを開業することに。啓三は、クリニックの宣伝活動に大金をつぎ込み、謎の美容系インフルエンサー、イ・オンナ(余貴美子)がSNSで呟いたことからクリニックの予約が殺到する。

病院前に長蛇の列が出来るほどに人気となっていったが、啓三が最先端の高額美容機器を購入したことがきっかけで、啓介と喧嘩に発展してしまう。そんな中、南は、警察官の岡本から聖まごころ病院に保護されている少女・マユが万引きで捕まった知らせを受ける。

第3話ではマユがヨウコの言葉で奮起する姿が描かれたが、ラスト1分でヨウコに衝撃のピンチが。SNSでは、「いや!!!!!怖いラスト!!!!!」「大丈夫!?普通に心配」「ヨウコさん大丈夫だよね…」「続きが気になる終わり方…!!」など反響を呼んでいた。

「新宿野戦病院」第3話より(C)フジテレビ