小池栄子と仲野太賀がW主演を務めるドラマ「新宿野戦病院」(毎週水曜夜10:00-10:54、フジテレビ系/FODにて配信※毎週放送終了後から次週のエピソードを先行独占配信)の第3話が、7月17日に放送。伊東蒼演じるマユが、ヨウコ(小池)の言葉で奮起する姿が話題となり、伊東自身にも注目が集まっている。(以下、ネタバレを含みます)
本作は、脚本家・監督・俳優・ラジオパーソナリティー・ミュージシャンなど幅広く活躍する宮藤官九郎による完全オリジナル脚本。新宿・歌舞伎町を舞台に、“ワケあり”な登場人物たちが交錯する社会の構図をテーマとし、“命”の尊さを投げかける新たな“救急医療エンターテインメント”。
小池がアメリカ国籍で元軍医のヨウコ・ニシ・フリーマンを、仲野が麻酔医の勉強をする美容皮膚科医・高峰享を、伊東が家出少女・マユを演じ、橋本愛、平岩紙、岡部たかし、馬場徹、塚地武雅(ドランクドラゴン)、濱田岳、余貴美子、高畑淳子、生瀬勝久、柄本明らが出演。サザンオールスターズの「恋のブギウギナイト」が主題歌となっている。
薬の過量摂取で2度も緊急搬送されたマユ(伊東)は、聖まごころ病院でヨウコと同室の病室で暮らすことになった。夜遅くに帰ってきたマユにヨウコは「遅ぇ」と怒る。ドラッグはしてないというマユに、ヨウコは薬漬けになってしまったルームメイトの命を助けた話をする。「ヨウコさんがそばにいれば安心だ」というマユに、ヨウコは「自分の身守るのは自分じゃ」と声をあげた。
しかしある日、マユが市販薬を大量に万引きしたという連絡が入る。交番勤務の巡査・岡本勇太(濱田)からの連絡で、NPO法人「Not Alone」代表の南舞(橋本)がかけつけた。親に連絡したという岡本に怒る南は、マユが母・カヨ(臼田あさ美)の恋人・シンゴ(趙たみ和)に性加害を受けていたと必死にかばう。しかしマユは南の「そういう子たち」の言葉がひっかかり、「もういいです」とカヨと家に戻った。
家に戻ったマユは、シンゴと2人きりに。部屋に入ってきたシンゴは、ベッドに横になっているマユを背中から抱きしめるが、マユは寝たふりで無反応を決めこむ。そのとき、マユの脳裏にヨウコの言葉の数々がよぎった。マユはそばにあった割り箸を折り、シンゴの足に突き刺して逃げ出した。懸命に走るマユは、どこか嬉しそうな笑顔を浮かべていた。
ヨウコの言葉を思い出し、母の恋人から逃げたマユの姿に「まゆちゃん、全部を諦めてるように見えてたけどヨウコさんに影響されて自分の意思で走り出したのに目を奪われた」「絶望した人形の様だったマユが、ヨウコの言葉を思い自ら駆け出した」「マユちゃんが心配。傷害事件になっちゃうのだろうか。まさかペヤングが役に立つとは」「マユちゃんの反撃ちょっと泣いちゃった」などの声があがる。
さらに「マユちゃんの子、本当にお芝居が上手い。今風の自然でアンニュイなお芝居」「伊東蒼ちゃんの存在感、空気感、すばらしい」「マユちゃん役の伊東蒼ちゃん、インスタフォローしちゃった。かわいし演技上手いしなんか惹かれる~」などと伊東自身にも注目が集まり、反響を呼んでいる。
※「趙たみ和」の「たみ」は「王」へんに「民」が正式表記
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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