2024/07/26 17:30 配信
2018年に二宮和也主演で放送された「ブラックペアン」の続編として、前作で二宮が演じた渡海とうり二つの天才外科医・天城が暗躍する日曜劇場「ブラックペアン シーズン2」(TBS系)。7月28日(日)に4話が放送予定で、今ならTVerで1話~3話が無料配信中。まだ放送に追いつけるこのタイミングで、「ブラックペアン」を振り返ってみよう。
東城大学医学部付属病院の病院長となった佐伯(内野聖陽)は、心臓外科に特化した新病院の開業計画を進めていた。彼が次に狙うのは全日本医学会会長の座だ。
心臓血管外科医の世良(竹内涼真)は佐伯から、オーストラリアの学会に出席し、ゴールドコーストのハートセンターで働く天城雪彦という医師に渡すよう、一通の手紙を預かる。
先輩医師の垣谷(内村遥)と渡豪した世良は、ゴールドコーストのビーチで意識を失った少年を見つけ、応急処置をすることに。なかなか意識の戻らない少年に戸惑う垣谷の前に、謎の男が現れる。彼のアドバイスで少年は一命を取り留めたのだった。
その後、学会に出席する世良たちだったが、天城には会えずじまい。落胆する2人は、天城を探しに渡豪してきたというパク・ソヒョン(チェ・ジウ)と息子のミンジェ(キム・ムジュン)に出会う。
やがて天城が競馬場にいることが分かり、世良、垣谷、ミンジェの3人で向かうことになるが、そこにいたのは6年前に東城大を去った渡海征司郎とうり二つの男。彼こそが、医療界ではディアブル(悪魔)と呼ばれ、人も金をももてあそぶ世界的天才外科医・天城(二宮)だった。
初回は、佐伯からの指示でオーストラリアへ渡り、渡会とうり二つの天城に出会った世良の様子が描かれた。SNS上では放送前から「ギャンブルで手術が決まるとか、渡海先生と全然違う」「天城先生の笑みにゾクゾク」「悪魔の笑顔だ…」「懐かしいキャストも新しいキャストも豪華」「早く天城に会いたい!」といった声などが上がり、話題となっていた。
天城は、佐伯が計画中の新病院のトップに推挙され来日することに。着任早々、とんでもない新病院構想で周囲の反感を買い、さらに自身は公開手術で日本医療界にデビューすると豪語。天城は世界でただ一人、冠動脈バイパス術の進化形“ダイレクトアナストモーシス”を扱える技術を持ち、それを披露すると言う。
そんな中、世良の担当患者である洋菓子店を営む繁野(誠直也)は、資金が足らずスナイプ手術を受けられずにいた。娘の麻美(蘭寿とむ)は、繁野自身が独自開発した大人気商品のアップルパイのレシピと販売権を売ることで資金を調達しようとする。
しかし、それを知った繁野とその孫の結衣(堀越麗禾)は猛反対。さらに、繁野が助かるためには莫大な資金がかかる天城の“ダイレクトアナストモーシス”を受けるしかないことが判明。そして、天城はなんと、結衣に手術を受けるための賭けを持ち掛ける。
一方、新病院のトップを密かに狙っている高階権太(小泉孝太郎)に、全日本医学会会長の座を佐伯と争っている維新大の菅井(段田安則)が忍び寄る。
2話では、患者の孫・結衣に容赦ない賭けを提案したり、妨害を受けながらも難しい公開手術を無事成功させたりと、反感は買いながらも実力と天才っぷりを認めざるを得ない天城の姿が描かれた。SNSでは放送前から「画面にくぎ付けになってしまう」「天城先生、ここから本格的に東城大をかき乱していくのね!」「天城先生にもいろいろありそう」と期待の声が上がっていた。
天城は桜宮市で計画中の新病院を「スリジエハートセンター」と勝手に命名。しかし、佐伯から地元関係者への説明が先だとたしなめられ、自身のセンター長就任と命名のお披露目を公開手術で行うと告げる。
そんな中、狭心症と認知症を患った生活保護受給者でもある患者・年子(正司花江)が転院してくる。担当医となった研修医のミンジェは、年子の息子・孝利(立川談春)がクレーマーであることに頭を悩ませていた。
一方、ミンジェの指導医となった世良は、年子の検査結果を見て、手術には天城の高度な技術が必要と判断。天城に相談するも、早々に断られてしまう。
その後、天城は新病院への出資を取りまとめる企業組合の理事・水野(梅沢富美男)にダイレクト・アナストモーシス手術を受けるように仕向ける。
しかし、水野は佐伯と対立する菅井の差し金で動いていることが判明。そこで天城は、桜宮市医師会会長である真行寺(石坂浩二)に公開手術の患者を紹介してほしいと持ち掛ける。
第3話は、天城に吸い寄せられていくそれぞれの人々の思惑が渦巻く展開が描かれた。SNS上では、放送前から「成功率0?」「天城先生が必ず助けてくれるはず」「梅沢富美男さんがどんなふうにかき乱すのか楽しみ!」「周りの医者のほうがよっぽど悪魔に見えてしまう…」「世良くんは変わらず真っすぐで熱いな」といった声などが上がり、話題となっていた。
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