第6話は――
華々しい過去を捏造していたことが露見し、完璧セレブから急転落、スカイキャッスルで孤立してしまった紗英(松下奈緒)。辛酸をなめ尽くした過去の自分とは無縁の最高の環境と幸せを与えるために、一心不乱で手塩にかけて育ててきた長女・瑠璃(新井美羽)も、敏腕受験コーディネーター・九条(小雪)だけを信じるようになり、紗英は母親としての存在意義すらも失っていく。
一方、かつて九条との契約をめぐって紗英と争った杏子(比嘉愛未)は、九条が瑠璃に与えた学内試験の予想問題が脅威の的中率を維持していること、さらには人心掌握に長けた九条の“真の人間性”についても疑問を持ち始める。
漠然とした胸騒ぎを覚えた杏子は、同じく受験生の母である泉(木村文乃)、美咲(高橋メアリージュン)とともに、九条の本性を調べることに。すると、とんでもない新事実が浮かび上がる。
時を同じくして、浅見家では家庭崩壊を加速させる“事件”が発生。あろうことかその事件が引き金となり、紗英は居候させている苦学生・未久(田牧そら)が夫・英世(田辺誠一)の実の娘であることを知ってしまう。
――という物語が描かれる。
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